京都観桜編(19):吉野中千本・下千本(08.3)

 そして中千本の竹林院に到着。金峯神社からここまで一時間四十分ほどかかりました。このお寺にある群芳園という庭園を拝見し、吉水神社へと向かいましょう。
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 このあたりからは土産屋が建ち並ぶ賑やかな雰囲気となります。
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 吉水神社の入口には「一目千本」という桜を眺望できる場所がありました。神社には後醍醐天皇玉座の間や義経潜居の間、秀吉花見の本陣などがあります。そしてところどころにある七分咲きの桜を愛でながら金峯寺蔵王堂へ。
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 修験道の根本道場にして、蔵王堂は東大寺大仏殿に次いで二番目に大きい木造建築だそうです。内部を見物した後、堂の左手を下りて吉野朝宮跡に行きました。ここがかつての南朝の皇居跡ですね。
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 そして仁王門をくぐり、下千本に入ります。門前にはつるし柿を売る屋台、振り向けば周囲を圧するような仁王門と蔵王堂の威容を見ることができます。
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 土産屋の並ぶ参道を通り抜け、ロープウェー千本口駅に到着。これに乗ると近鉄吉野駅まで行けますが、時間もあるので七曲りという遊歩道を歩いていくことにしました。このあたりが下千本ですね。くねくねとした道を駅へと歩きますが、あたり一面はすべて桜! しかしほとんどがいまだ蕾です。嗚呼口惜しい…
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 二十分ほどで吉野駅に到着。金峯神社からここまで約三時間、すべて下り道なので膝に負担がきます、ご注意を。そして特急に乗って京都に戻り、駅ビルにあった「花まる亭」でねぎ焼きをいただきました。吉野と大沢の池は桜が満開の時に必ずや再訪するぞとおたべさんに誓いながら、新幹線に乗って帰郷。

 本日の三枚です。
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by sabasaba13 | 2009-01-13 06:14 | 京都 | Comments(0)
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