阿佐ヶ谷・高円寺・西荻窪編(4):高円寺(08.5)

 団地の中をあちこち経巡りながら夢のようなひと時を満喫、はあ、それでは阿佐ヶ谷駅へと戻りますか。このあたりの路地には、自動車を進入させないための逆U字型の鉄柵がよく設置されています。公共の空間を取り戻すための第一歩は、やはり自動車の駆逐でしょう、この地区の方々の英断に敬意を表します。そうそう、この前聴いたラジオ番組で出演者の方が言っておられました。自動車においてはエネルギーの10%程度しか利用されていない、しかもそれを費やして人間が乗った重さ1tの金属の塊を動かしているのだ、と。なるほどねえ、そう考えるとできうる限り自動車の数を減らすことは喫緊の課題であるとあらためて痛感します。けれども「自動車に乗るのをやめよう、自動車の数を減らそう」という動きにはなかなかなりませんね。「地球に優しく」という空疎なスローガンは連呼されているのに。
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 杉並区役所には例の「いかのおすし」という掲示がありました。ここの裏手にある中杉通りと並行して駅まで続くアーケード商店街・パールセンターを歩いていきましょう。全国規模のチェーン店が散見される、何でもあるけれど心には何も残らない、ま、よく見かけるタイプの商店街でした。
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 阿佐ヶ谷駅からJR中央線に乗って隣の駅が高円寺。前掲書によると、大正以降、山手線の西側ターミナル駅(池袋・新宿・渋谷)から西に開発された鉄道沿線住宅地の一つです。1922(大正11)年に阿佐ヶ谷駅・高円寺駅ができ、関東大震災(1923)以後になると人口の大流入がはじまりました。現在では古着屋の町として著名ですが、三浦氏曰く「異質混在の街」。学者もお妾も、マルクス主義者も全共闘も、ヒッピーも『神田川』的同棲男女も、パンクロック少年も、強者も弱者も混ざり合って暮らせるのが高円寺の魅力だと述べられています。

 本日の一枚です。
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by sabasaba13 | 2009-01-20 06:17 | 東京 | Comments(0)
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