長瀞・寄居・小川・岩槻編(2):長瀞(08.7)

 ホームで列車の到着を待ちながら、観光パンフレットを眺めていると、和銅遺跡に関するものを発見。708(和銅元)年にこのあたりで自然銅が発見され、これがきっかけで「和同開珎」が誕生しましたが、そのモニュメントと露天掘り跡が見られるそうです。場所は、御花畑駅と長瀞駅の間にある和銅黒谷駅から徒歩で十数分とのこと、ライン下りの後に寄ってみることに決定しました。さてさて到着した列車に乗り込み、しばらくは車窓からの眺めを楽しみました。途中の駅にあった広告看板をぼけーっと見ていると、突然脳裡に♪スッチャラスチャスチャチャーン♪という「白い恋人たち」のメロディ(フランシス・レイ作曲)が溢れ出してきます。なぜだなぜだなぜだ、としげしげと看板を見ると「グルノーブル美容専門学校」! どんな理由があって命名したのか、興味がありますね。親鼻駅を過ぎると、列車は荒川にかかる橋を駆け抜けますが、川原は水遊びやキャンプをしにきたらしい人々や車でにぎわっていました。
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 そして20分ほどで長瀞駅に到着です。駅舎は木製宝形造の愛らしい物件。駅前には「長瀞は天下の勝地」という渋沢栄一の揮毫による碑がありました。
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 時刻は午前九時、混まないうちにさっそくライン下りを楽しみましょう。踏切を渡ると切符売り場があり、ここでコースについて教えてもらいました。Aコース(30分)とBコース(30分)があるが中身はさほど変わらない、AとBを通しで乗ることも可能とのこと。私はAコースを選択、さっそく待機していたマイクロバスに乗り込みました。やはり朝一番で来たのは正解、ここまでまったく待たずにすみました。バスに揺られて十分ほど荒川の上流へと向かうと、舟の乗り場の到着です。目の前に鉄道橋が見えるので、どうやらさきほど車窓から見えた川原はここだったようです。十数人ほど乗り込める舟には救命胴衣が並べてありますが、着用の指示はありませんでした。船頭は前と後ろに一人ずつ、先端部に乗った船頭が長い棹で舟を操るようです。体全体から「なっつっやっすっみ!」というオーラを発している子どもたちを連れた数グループを乗せて、さあ出発。
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 このあたりは流れも穏やかで、カヌーやラフティングや水遊びなど家族連れや若者たちが思い思いに楽しんでいます。
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 秩父鉄道の橋をくぐると、急な流れにのって岩々の間を縫うように走るところが二箇所あります。船頭の指示でこのあたりでは、前方に乗っている人はビニールシートをかぶることになります。ま、それほど凄い水しぶきではありませんでしたが。途中の岩の上にはカメラマンが待機しており、みんなで定番の記念撮影。希望する方には、後日有料で送付されてきます。
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 この間、後ろにいる船頭はおもにトークを担当するのですが、芸を感じさせてくれるほどのものではありません。こうしてみると、京都・保津川下りの船頭さんのトークは妖刀村正のごとき鋭い切れ味(切られたことないけど)と、徳川夢声のごとき熟練した間の取り方(聞いたことないけど)が、見事なものでした。日々是勉強、ぜひ精進してください。20分強で、岩畳と赤壁のあたりにある船着場に到着です。

 本日の二枚です。
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by sabasaba13 | 2009-02-06 06:13 | 関東 | Comments(0)
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