長瀞・寄居・小川・岩槻編(8):日本の里(08.7)

 そして「日本(やまと)の里」で停めてもらい、しばらく散策しました。こちらは風布川流域の自然を守りながら整備された敷地内に、 親水公園や水車小屋、自然探索遊歩道などが点在し、清らかな水と豊かな自然を満喫できるそうです。レストハウス「風布館」では、地粉と名水「日本水」を使った手打ちうどんが大人気とのこと。なるほど、木々に囲まれた清冽な沢がありました。鳥や蝉の声や水の音が静寂の中に流れ、多くの多様な生物がともに支えあい生きているのだということを実感できる空間です。目を輝かせながら生き物を愛で遊びまわる子供たちと、それを嬉しそうに見守る大人たち。大きく深呼吸すると、自分も自然界の一部に溶け込めたようで、心身につもったいろいろな塵埃が洗い流されていきました。競争、虚飾、物質的快楽… テーマパークやショッピングモールやシネマコンプレックスなどはもう結構、カネを払うことによってしか快楽を得られないという発想・行動からそろそろ抜け出すべきではないかな。こうした何気ない美しい自然を残し、あるいは再生するためには、"経済成長"という代価のあまりにも大きい過剰さを拒否して、そこそこの世界をめざした方がいいと考えます。必要以上に経済規模を大きくせず、奢侈に流れず、決して無理をしない、そこそこの世界。見果てぬ夢ですかね。
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 それでは最後の目的地へと向かいましょう。ふたたび寄居橋を渡り、秩父鉄道の線路を越えると少林寺です。1511(永正8)年の開山と伝えられる曹洞宗の禅寺で、五百羅漢と千体荒神の板碑が並び、その数は関東随一といわれるそうです。まずは六地蔵がにこやかにお出迎え。そしてゆるやかな坂道を上っていくと、山の斜面にいろいろな表情をした羅漢たちがならんでいます。川越・喜多院のように一ヶ所に集められているよりも、こうして歩きながらご尊顔を拝する方が風情があります。千体荒神はもっと上の方にあるようですが、あまり運転手さんを待たせてもわるいので、途中で引き返しました。そして寄居駅まで乗せてもらい、ここでお別れです。
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 本日の四枚です。
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by sabasaba13 | 2009-02-16 06:12 | 関東 | Comments(0)
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