近江錦秋編(11):西教寺(08.11)

 それでは境内から出て西教寺へと向かいましょう。日吉大社から北へ向かってしばらく歩きますが、右手には琵琶湖、左手には山里風景を眺められるなかなか気持ちの良い道です。
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 しかしどこかの町内会が主催しているらしいウォーキング御一行とでくわしてしまいました。おそらくその数は数百人、みなさん楽しそうに語らいながら道路を埋めつくしてぞろぞろと移動されています。まいったなあ、ウォーキングには大賛成なのですが、これだけの数で来られると歩きづらいし雰囲気もぶちこわし。できうれば少人数で歩いてほしいですね。しかし幸いなるかな、琵琶湖の見える空き地で昼食のようです。静寂をとりもどした道をもうしばらく歩くと西教寺に到着、日吉大社から二十分弱かかりました。
 このお寺さん、創建の由来についてはよくわかっていないそうですが、室町時代以降、天台念仏と戒律の道場として栄えました。例によって例の如く、こちらも織田信長による比叡山焼き討ちの際に焼失。比叡山を監視するため、信長は近江国滋賀郡を明智光秀に与え、光秀はこの地に坂本城を築きます。地理的に近いため明智光秀は西教寺の復興を援助し、境内には光秀の供養塔も立っているそうです。そして何よりも紅葉の名所としても名高いお寺さんです。門をくぐると、真っ赤に色づいた見事な楓の並木が続きます。
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 参道を歩いて小高い所にのぼると陽光に輝く琵琶湖を眺めることができました。
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 なお明智光秀の供養塔は本堂の前にありました。
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 しばし紅葉を楽しみながら写真を撮影、それでは坂本に戻って街並みを逍遥することにしましょう。途中のある家に「猿害対策実施中 高電圧 きけん」という貼紙がありました。よく見ると塀の上に電線がはりめぐらされています。環境の変化あるいは宅地開発等により山で食べ物が手に入らなくなったのかなあ、などと猿に同情してしまいますが、住民にとってはそれどころではないでしょうね。
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 近くの家には立派な犬矢来と小さな木製の小便除け鳥居。ある家の塀の上では、ロダン作「考える人」の小さなレプリカがちょこんと鎮座しており思わず微笑んでしまいました。
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 本日の五枚です。
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by sabasaba13 | 2009-10-09 06:10 | 近畿 | Comments(0)
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