深川七福神・洲崎編(5):心行寺・深川ゑんま堂(09.1)

 さらに清澄通りを南へ歩いていると、「消火器以外は何も売っていないぞ」と獅子吼しているようなお店がありました。その先には「彫刻各種 らんま製作 川崎商店」、頑固一徹な仕事をする職人の姿が見えるようです。
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 そして福禄寿を祀る心行寺に到着、六角堂に安置されている尊像を参拝して朱印をいただきました。
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 そのとなりが法乗院、人呼んで深川ゑんま堂です。ん? そういえば、以前清澄白河駅で「日本最大のハイテク閻魔座像」という看板広告を見た覚えがあります。そうか、ここだったのか。せっかくですからご尊顔を拝し、ハイ・テクノロジーで何をしてくれるのか確認しにいきましょう。本堂左手の装飾過多な建物の中に、原色で塗りたくられたどことなくマンガチックでキッチュな閻魔様(全高3.5m)が坐っておられます。しかし…微動だにしません。てっきり♪死ね、死ね、死んじまえ♪(筆者注:「死ね死ね団のテーマ」)とシャウトしながらリンボー・ダンスを踊っているのかな、と期待したのですが。ここで亀の甲より年の功、山ノ神曰く「お賽銭をあげれば何か起こるのかしら」 ビンゴ! 地獄の沙汰も金次第、さすがはいいところに気づきました。さっそく五円(せこい)を賽銭箱に投げ入れると… 何やら講話がテープから流れ始めました。くぅおら、どこがハイテクじゃいどこが、金返せ…と閻魔様の前で言うわけにはいかず言葉を呑み込みましたけどね。でもこの肩透かし感・脱力感はいいですね。なお同院のホームページによると、「日本で初めて、お賽銭を投入すると願い事に応じて違ったお答のお説法がいただける」ハイテクゑんま様だそうです。そして本堂の前には"「地獄極楽」ビデオ放映"という貼り紙、うーんこれもそそられますが時間の関係でカット。門のところには「当山は七福神ではありません」という貼り紙がありました。七福神なにするものぞ、どっからでもかかってこい、と言わんばかりの雰囲気に、独立独歩・唯我独尊・焼肉定食の気概を感じます。とっても気になるお寺さんですね、頑張れ法乗院。でも「日本最大のハイテク閻魔座像」という看板はおろしたほうがいいですね、社団法人「日本広告審査機構」(JARO)に苦情が届くかもしれませんよ。
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 本日の一枚です。
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by sabasaba13 | 2009-12-12 08:04 | 東京 | Comments(0)
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