AIDEZ DAYS JAPAN

 ジャーナリズムとは何でしょう? それを考えると、私はいつも「炭坑のカナリア」という話を思い浮かべます。炭鉱夫たちは坑内に入るときに、必ず鳥籠に入れたカナリアを連れていくそうです。有毒ガスが発生したときに、敏感なカナリアがまず苦しみだし鳴き叫ぶ、それを聞いて炭鉱夫たちはいち早く脱出する。出典はわかりませんが、たしかカート・ヴォネガットのエッセイで知った記憶があります。そう、ジャーナリズムは、社会にとっての「炭坑のカナリア」であるべきではないでしょうか。危険な動きを察知し、大声で叫び、それを回避しなければならないと注意を喚起する。今の日本、いや世界に、こうした責務を誠実に遂行しているジャーナリズムがどれほどあるのか、正直心許ない気がします。ただ間違いなくその一翼を担っているのが、カメラマンの広河隆一氏が責任編集をするフォトジャーナリズム月刊誌「DAYS JAPAN」です。「一枚の写真が国家を動かすこともある」という副題にあるように、今世界で起きている現実を写真によって報道し状況を変える一石になろうという志をもった、昨今の萎縮した日本のジャーナリズムの中で天狼星のように輝く稀有な写真誌です。例えば2009年10月号からいくつか内容を紹介しますと…
祝島 島の人々、原発建設工事船止める
イスラエル入植地さらに拡大
中国 緊張続くウイグル
カンボジア 地雷探知犬が救う命
地震と原発 迫り来る未曾有の恐怖
戦乱のミンダナオ島
記憶の土地(山古志村・夕張)
「平和」を口実に戦争を起こす人々
 世界を悪い方向へとつき動かす力、その犠牲となり虐げられている人々、その姿を"写真"という声で告げ知らせてくれます。「彼ら/彼女らのことに気づいて!」と。これまでも拙ブログで何度も紹介し、また私も年間定期購読をし、微力ながらサポートをしてきたつもりです。その編集長・広河隆一氏から、本誌が存亡の危機に立っているとのSOSのメールが届きました。カナリアを殺してはいけない。居ても立ってもいられなくなり、そのメールの一部を紹介します。すこしでも多くの方が定期購読者になっていただければ、これに勝る歓びはありません。
 「500人定期購読者が増えれば、存続できます」というキャンぺーンの500人という数字に、あと110人に迫ってきました。
 しかし正直言いますと、DAYSはまだ6周年を迎える3月以降も存続できるかどうか、確約することはできない状況です。
 お金が全くないというわけではありません。DAYSはこれまでまったく借金をしないで、6年近く続けてきました。そしてまだ私たちが手をつけていないお金があります。それはDAYSにもしものことがあって、休刊せざるを得ないことが起こったら、すでに定期購読をしていただいている方々に、残金を返金するためにとってあるお金です。このお金に手をつけざるを得ない状態になりそうになったら、私は皆さんに事情をお話して、DAYS休刊のお知らせをする覚悟でいます。
 営業や拡販をする立場から言いますと、年末年始の休暇は、恐ろしい時期です。この時期には書店に行く人は激減し、すべての雑誌の売りあげが低迷するからです。今出ている12月号は店頭からあと数日で姿を消し、1月号が書店に並びます。しかし世間はすぐに年末・年始の休暇に入るのです。
 その前にこのメールを出しておきたいと思いました。「努力すれば続けることができたのに、しなかったから休刊になった」などと、あとで後悔したくないからです。

これまでDAYSを支えていただいた方々にお願いします。
 まず定期購読をお申し込みください。年内の特別キャンペーン中にお申し込みいただけますと、定期購読料は7700円と1000円引きになります。かつて購読していただいたけれども、最近は購読を止めているという方は、もう一度購読をご検討ください。すでにご購読いただいているは、周囲の人に広めてください。1人でも2人でも増やしてください。定期購読期間がまだ残っている方も、継続手続きを今していただけますと、7700円になります。

 あと数日で書店から姿を消す12月号も、読んでいただいた方からは、高い評価をいただいています。まだお読みになっていない方は、ぜひとも書店でのDAYSを購入してください。書店の人に、「おや? DAYS販売の流れが変わってきたな」と思わせるような、動きを作りたいのです。

 ボランティアの方々にお願いします。さまざまなイベントでのご支援、本当にありがとうございました。物販、定期購読拡大、周囲の人へのDAYS購読呼びかけなど、いま一度のご支援をお願いします。

DAYS JAPAN編集長 広河隆一

≪定期購読は下記の方法のいずれかでお願いします≫

方法①
DAYS本誌48ページ綴じ込みの振替用紙、または郵便局備え付け振込用紙にて7700円のご入金
(通信欄に、◆存続キャンペーンお申込みの旨◆お名前◆ご住所◆電話番号◆希望購読開始号をご記入ください)

方法②
FAXにてのお申込み
◆存続キャンペーンお申込みの旨◆お名前◆ご住所◆電話番号◆希望購読開始号をご記入頂ければ別用紙でも結構です。
(後日お手元に払込用紙とDAYS JAPAN本誌をお届けします)
FAX 03-3322-0353

方法③
E-mailにてのお申込み
◆存続キャンペーンお申込みの旨◆お名前◆ご住所◆電話番号◆希望購読開始号をご記入の上弊社まで送信ください。
(後日お手元に払込用紙とDAYS JAPAN本誌をお届けします)
E-mail info@daysjapan.net

by sabasaba13 | 2009-12-17 06:13 | 鶏肋 | Comments(0)
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