松本・上高地編(14):姨捨の棚田(09.5)

 11:58に長野電鉄長野駅に到着、善光寺参りの人混みをかきわけJR長野駅にかけこみ、12:04発信越本線松本行き列車に飛び乗りました。ふう。市街地を駆け抜けた列車は、やがて山の斜面にへばりつくように伸びる線路を走ります。そして12:32に姨捨駅に着きました。ほわあああ、ホームからの眺めもぐんばつ(死語)ですね、棚田自体はよく見えませんが、善光寺平と千曲川を手に取るように眼下に一望できます。それでは棚田へと向かいましょう。
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 駅の時刻表で次の列車を確認すると、13:35発松本行きの列車がありました。与えられた時間は約一時間、棚田を徘徊しあわよくば昼食を食べられるかもしれません。駅前の車道を左にすこし歩くと「かまぼこ型踏切」がありました。えーとたしか萩ででくわしたことがあるなあ。その時に調べた覚えがあるのですが、たしか中央部が極端に盛り上がり、大型車が下部をすってしまうような踏切だと思いました。萩のときもそうでしたが、こちらも極端に盛り上がっているようには見えません。心の眼で見ろ、ということかな。余談ですが、その時のグーグルでのヒット数は18、今回は144でした。日に日に増殖しているのですね。この踏切を渡って左の小路に入ると、すぐ姨捨の棚田の一番上のところに到着です。
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 いやはや絶景です。遠方には善光寺平とそれを貫いて悠々と流れる千曲川、そして眼下には文字通り耕して天に至る棚田。代掻きはもう終わったのでしょう、満々と水をたたえ、命を育む準備が整っているようです。陽がささない曇天なのがすこし残念ですが、瑣事瑣事。棚田の間を縫うように歩いて、この素晴らしい景観を堪能しました。
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 しばらく歩くと見えてきたのが、信濃三十三番札所、芭蕉面影塚など文人墨客の句碑があまたある長楽寺。ん? そういえば近くに蕎麦屋があったはずだな。裏手から寺に入り月見堂の前を通って境内を抜けると、車道をはさんで記憶どおり蕎麦屋「楽月庵」がありました。さっそく店に飛び込んでざるそばを所望、するするするっと喉に流しこみました。
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 そしてふたたび姨捨の棚田に戻り、しばし逍遥。今度はぜひ田毎の月を見てみたいものです。姨捨駅に着いたのは列車が来る十分前、気がついたのですがベンチがすべて線路側ではなく眺望の良い方に向かって置かれています。紫煙をくゆらしながら眼下を眺めていると、下の線路に列車がやってきました。申し遅れましたが、この姨捨駅は全国でも珍しいスイッチバック式停車と列車給水の駅だそうです。線路がジグザグ状に配置されており、下の線路からのぼってきた列車がバックしてホームに入線してきました。数分間停車するので、乗客の方々が三々五々ホームにおりて眺めに見とれながら写真を撮っていました。
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 本日の五枚です。
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by sabasaba13 | 2010-03-07 08:12 | 中部 | Comments(0)
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