松本・上高地編(21):河童橋(09.5)

 さて歩を進めましょう。時には林間の、時には梓川ぞいの道を新緑に染まりながらのんびりと歩いているだけでもう幸せ。
c0051620_6121691.jpg

 前方には木々の間から穂高連峰が、振り返ると焼岳が見え隠れし、「登っておいでよ」と語りかけてくれますが、無理無理。
c0051620_614361.jpg

 そして穂高橋から一時間弱で河童橋に着きました。解説によると、芥川龍之介の『河童』は、このあたりが舞台だそうな。また名前の由来については、河童が住んでいた、橋のない時代に荷物を頭に結わえて川を渡る人の姿が河童に見えた、また水遊びをするには危険な深い淵に子供を近づかせないために河童がいると脅した、等々諸説紛々のようです。そして橋を渡って対岸から望む光景が、よく写真などで紹介されているものでした。見慣れたものとはいえ、やはり実際にこの眼で見ると感動的です。清冽な梓川とそこにかかる吊橋、両岸の瑞々しい新緑、V字型の谷の向こうには残雪をいただいて聳える峨峨たる穂高連峰。ちなみに左から、西穂高岳、間の岳、天狗岳、畳岳、奥穂高岳、吊尾根、前穂高岳、明神岳です。いやあ絶景絶景眼福眼福、しばし紫煙をくゆらしながら堪能いたしました。
c0051620_6145846.jpg

 なお橋の付近には食堂やトイレがあり、時刻は十時半ですが、かなりの人で賑わっていました。なおこちらのトイレの男女別表示は、愛らしい河童の顔。
c0051620_615236.jpg

 そしてここから林の中を五分ほど歩くとバスターミナルです。まずは窓口で帰りのバスの整理券をもらいましょう。これから明神池へと往復するので、ゆとりをもって三時間と見て、13:20発バスの整理券をもらいました。そして昼食、昨日の運転手さんが言ったとおり、食べ物はかなりの高額です。途中にあった店では、もりそばが850円、卓袱台があったら蹴り倒したくなるようなお値段でした。「なんくるないさあ」と、忠告どおりに食事を持参しなかったことを今更悔やんでも後の祭り、やむをえず高い山菜おにぎりを二つ購入して食べることにしました。
c0051620_6154432.jpg


 本日の四枚です。
c0051620_6161195.jpg

c0051620_6163684.jpg

c0051620_617192.jpg

c0051620_6172376.jpg

by sabasaba13 | 2010-03-19 06:18 | 中部 | Comments(0)
<< 松本・上高地編(22):明神池... 松本・上高地編(20):大正池... >>