武蔵野錦秋編(6):武蔵野公園(09.12)

 さて、ここから武蔵野公園に向かいたいのですが、持参した地図によるとここから直接タクシーで行けば近そうです。しかしタクシー乗り場は蛻の殻、しょうがない、調布駅までバスで戻って、再び武蔵小金井行きのバスに乗り換えることにしましょう。調布駅からバスに揺られて二十分ほどで到着。武蔵野公園の由来についてはよくわかりませんが、こちらも広大な公園でした。ただあまり人影を見かけずちょっと閑散とした寂しい印象を受けます。さて紅葉はどこかな、園内地図を見ても、それに関する記載はありません。しょうがない、適当にぶらついて捜すことにしましょう。すると野川に沿った道で、モミジの並木を発見。なかなかきれいに色づいていましたが、完全に護岸がほどこされた川に対岸の住宅街など、あまり風情がないのがすこし残念。
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 この道に沿ってしばし逍遥、そして公園の出口に向かうと、雑木林が敷きつめた散り紅葉に夕日がさしていました。またこの美しい光景を来年も見られるように祈念しつつ、本日最後の一枚を撮影。さあそれではバスに乗って武蔵小金井駅へと向かいましょう。小金井公園の紅葉も期待できそうですが、夕暮れも迫ってきたのでカット。再訪を期しましょう。

 余談その一。往時、公園近傍にある国分寺崖線のハケ下に富永次郎邸があり、1948(昭和23)年、ここに寄寓中であった大岡昇平が、ハケのある武蔵野の農村風景を舞台に、「武蔵野夫人」を書き上げたそうです。余談その二。調布駅から武蔵小金井駅へと向かうバス路線には面白い物件があります。車窓からだけでも、アーチ型入口のある石造りの蔵、半鐘が鎮座する立派な火の見櫓、「アビーロード」をパロった工務店の看板(横断歩道を縦に並んで渡る四人の大工)を確認できました。この路線に沿って歩く価値がありそうです。

 本日の五枚です。
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by sabasaba13 | 2010-12-21 07:28 | 東京 | Comments(0)
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