丹波・播磨・摂津編(23):掬星台(10.2)

 見るべきものは見つ、それでは満を持して夜景を見に行きましょう。ポートライナーで三宮に戻り、駅南側のバスターミナルで、市バス18番系統に乗り込み、20分ほどでバス亭「摩耶ケーブル下」に到着。なお迂回してここを通るバスに乗らないと、観音寺から十五分ほど歩く羽目になるので要注意です。摩耶ケーブルは二十分間隔で運行、19:00発の便にうまく乗り込むことができました。ここから「虹の駅」まで約五分、そしてロープウェーに乗り換えてさらに五分で「星の駅」に到着。そこにあるのがお目当ての展望台、「掬星台(きくせいだい)」です。なお冬季・土日祝の最終便は19:50、半時間ほどは展望台にいられそうです。詳細については「まやビューライン夢散歩」をご覧下さい。冬ということもあるのか、乗り込んだのは数人。さあ出発、ぐんぐんのぼるにつれて視界には素晴らしい夜景が広がっていきます。これは楽しみだ。そしてロープウェーに乗り換えて、「星の駅」に到着。
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 そのすぐとなりにあるのが掬星台です。…言葉を失いました。六甲山塊の下に、神戸はおろか大阪まで、大阪湾に添って"つ"の字型に広がる宏大な夜景。この変化にとんだスケールの大きさは、函館長崎の夜景を間違いなく凌駕しています。いよっ日本一! さっそく撮影しましたが、当然の如くひどい手ぶれで目も当てられません。もちろんこんなことは合点承知之介、このためにわざわざ持ってきた三脚をとりだし、あらためて撮影。よしっ。もってきた甲斐がありました。そして紫煙をくゆらせながら、時を忘れて夜景を堪能。これだけの明かりを灯すために、どれほどの二酸化炭素を排出しているのかと思うと身の毛がよだちましたけどね。
 そして19:50発の最終便に乗って下山。十数分待って三宮行きバスに乗り込み、駅近くのホテルでチェックイン。旅装を解いて、さあ夕食を食べに出かけましょう。神戸牛を食べようといくつかお店を物色したのですが、いやあ高い高い。一万円前後のお値段ではちょっと手が出ません。すきっ腹を抱えてふらふらしていると「北野BURN」というお店に出くわしました。掲示されていたメニューを見ると「そばめし」があります。これはもしや神戸のご当地B級グルメでは。さっそく入店して注文すると、細かく刻んだ焼きそばと牛すじ肉をからめて、ソースで味付けした焼き飯がご来臨。うーむ、このパワフルでダイナミックな野卑さがたまりませんね、病みつきになりそうです。ウェイトレスが気さくな方だったので、一つ質問をしてみました。こちらに来るといつも不思議に思うのですが、神戸市民はほぼ並行するJR・阪急・阪神をどう使い分けているのか。すこし逡巡して、彼女曰く「急いでいる時はJRの新快速に乗りますがたいへんな混雑。座ってのんびり行きたい時は阪急・阪神を利用します」というお答えでした。
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 本日の一枚です。
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by sabasaba13 | 2011-03-07 06:18 | 近畿 | Comments(0)
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