言葉の花綵47

 叡智にとりてあまりに鋭敏すぎるほど忌むべきはなし (セネカ)

 私は孤独に生きてきた。その孤独も、若い頃はほろ苦かった。でも今は旨味がある。(アルベルト・アインシュタイン)

 変わりながら、それによって自己自身であり続ける人たちを私は讃える。(ベルトルト・ブレヒト)

 老年はわれわれの顔よりも心に多くの皺を刻む。(モンテーニュ)

 どんな演奏をしたらいいかじゃなくて、どんな演奏をしちゃいけないのか。それを知るために一生かかったよ。(ディジー・ガレスピー)

 愚か者は許さず、そして忘れない。
 単純な者は許し、忘れる。
 賢者は許し、そして忘れない。(『第二の罪』 トマス・サズ)

 練習はしません。常に演奏です。(ワンダ・ランドフスカ)

 無名と貧窮の歳月。実はこの歳月こそ最も実り豊かな時代であったのだ。(トーマス・マン)

 ゴヤは80歳の時、一人の古老を描いた。老人は2本の杖に支えられ、こんもりとした白髪に、顔中を髭で覆われていた。その絵にこんなタイトルがついている。「私はまだ学んでいる」 (シモーヌ・ド・ボーヴォワール)

 いまあるもので充分、と知る人だけが、いま生きることの豊かさを知るんだよ。自己否定をしろとか、欲するなとか言うんじゃないんだ―いいかい、ただ、どこで止まるかを知ること、それだけさ。(『タオ―老子』)

 登れない丘はない。
 渡れない谷はない。(インドネシアの諺)

 やってやれないこともある。(ハクション大魔王)

 どの赤ん坊も、神はまだ人間に絶望していないというメッセージをたずさえてくる。(タゴール)

 私にとっては方程式のほうが大事だ。政治は現在のためのものだが、方程式は永遠のものなのだから。(アインシュタイン)
by sabasaba13 | 2011-03-14 06:15 | 言葉の花綵 | Comments(0)
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