奈良編(1):奈良公園(10.3)

 山ノ神が知人から得た情報によると、JR東海ツァーズが主宰する「50+(フィフティ・プラス)」という団体旅行が廉価だそうです。さっそく二人して入会したところ、すぐに"鴨よ、葱しょってこい"メールが届きました。なになに、一泊二日旅行で、初日は奈良国立博物館と春日大社と東大寺の修二会(お水取り)見物、二日目は自由行動、往復の新幹線代と宿泊費と夕食・朝食込みで二万数千円か、なるほどこれは安い。お水取りは大学生の時に見たことがあるのですが、彼女は未見だそうです。以前からお水取りを見たいと見たいと騒いでいたので、誘ってみたところ快諾、私は二度目、彼女ははじめての国内パック・ツァーに参加することにしました。なお二日目については、いつものように丸投げの山ノ神、私の独断で旅程を決定。ひさしぶりに山の辺の道を歩いて、その後に今井町を徘徊するプランにしてみました。「雨が降ったら?」(山ノ神)、♪濡れればいいさ♪(宿六) 持参した本は「グローバル・ヒストリーの挑戦」(水島司編 山川出版社)です。

 三月十三日の土曜日、午前十一時半頃、指定された新幹線「のぞみ」に座ると、添乗員の女性が挨拶にこられました。胸につけるバッジと鞄につけるタグを差し出し、旅程についての簡単な説明がありました。売店で買った「鶏づくし弁当」をたいらげ、本を読んでいるといつの間にか京都に到着。同じバッジをつけた方々とぞろぞろ降車、どうやら総計六十人ほどのツァーのようです。グループは二つに分けられ、われわれは二号車と指定されました。旗をふりかざす添乗員の姿を見失わないよう、従順な羊のように後をついていき、団体用の出口から烏丸口にでるとバスが待機していました。この簡便さがパック・ツァーのいいところですね。でも、人間、楽をすると考えなくなる、という鉄則のように功罪ともにありますが。
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 京都から高速道路にのって一路南下、この間、バスガイドさんからいろいろなお話を聞けました。パック・ツァーのもう一つのいいところは、ガイドさんから有益・無益な情報を教えてもらえること。今回は、奈良で鹿につきまとわれたら、「何も持ってないよ」と両の掌を広げて見せればよいと教えてもらいました。以前、コートを涎まみれにされた苦い思い出があるので、これは有益な情報でした。そして午後三時には春日大社の駐車場に到着。ここから一同歩いて奈良国立博物館まで行き「お水取り」展を見学、そして三々五々春日大社を見学して午後四時半にバス集合というお達しです。添乗員さんに率いられて春日大社参道をぞろぞろと歩いていくと、さっそく鹿のみなさんがお出迎え。擦り寄ってきたら、さきほど伝授された秘法を試してやろうと満を持していたのですが、そういう時にかぎって近づいてきません。野性の本能で何か察したのでしょうか。
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 本日の一枚です。
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by sabasaba13 | 2011-03-26 06:20 | 近畿 | Comments(0)
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