熊野古道編(9):不寝王子跡(10.3)

 乳岩の左をぐるりとまわりこんですこし歩くと不寝(ねず)王子跡に到着。
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 木の根がごつごつと浮き出る急坂をのぼっていくと、剣ノ山経塚跡がありました。剣ノ山は古来神聖な場所とされており、ここは経筒を納めた壺を埋めたところですが、明治期に盗掘されてしまったそうです。
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 さらに坂道をのぼっていくと、可憐なヤマツツジが咲いていました。そして急な階段をすこしのぼると展望台に到着です。(滝尻王子からここまで約一時間十分) 曇天なのがちょっと残念ですが、重々と連なる熊野の山々を一望することができました。
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 給水をし、紫煙をくゆらして一休み。ここからはわりと平坦な歩きやすい道が続きます。途中で舗装された林道を横切りますが、道標は完備されており、道に迷う心配はありません。なおここまで歩いてきて、樹齢の若い杉林がたいへん多いことに気づきました。そのため、正直に言って、古道という雰囲気ではないところも多々あります。(まるでおざなりにつくった都市近郊のハイキングコース) それほど古いものではない舗装の林道があるということは、戦後に植林事業が行なわれたものと推測します。針地蔵、エネーチケーのテレビ塔を通り過ぎると、高原という小さな集落が現れてきます。このあたりからは眺望が開け、折り重なり続く連山を眺めながら快適に歩くことができました。
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 本日の九枚です。
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by sabasaba13 | 2011-04-22 06:22 | 近畿 | Comments(0)
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