熊野古道編(29):桜茶屋跡(10.3)

 しばらく平坦な道を歩いていくと、上り坂になってきました。桜峠越えの道ですね。なおこの小雲取越では道沿いに歌碑が散見されます。峠のところにあったのは斎藤茂吉の「紀伊のくに大雲取の峯こえに一足ごとにわが汗はおつ」という歌碑でした。
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 峠を越えると、急なくだりの坂道となりました。足を滑らせぬよう慎重に歩を進め、十五分ほどで桜茶屋跡に到着です。ここからの眺めも素晴らしかったですね、百間ぐらほどではありませんが、熊野の山々を眺望することができました。東屋があったので荷物をおろし一休み、正方形の大きな木製テーブルがちょうど身を横たえるのにぴったりなので、ここで少し昼寝をすることにしました。爽やかな風、清らかな空気、かすかに聞こえる鳥の声、うーんこんなに気持ちの良い昼寝は初体験でした。
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 十分ほどうたた寝をして、さあ出発。ここからは小口の集落に向かって、ひたすら坂道をくだることになります。これがけっこうきつうございました。やはり疲労がたまっているのか、やがて膝が呵々大笑しはじめました。幸い、路面が乾いているので事無きを得ましたが、これで雨が降っていたらちょっと大変な事態になったことと思います。「感動和歌山21」というわけのわからない記念碑、長塚節の「かがなべて待つらむ母に眞熊野の羊歯のほ長を箸にきるかも」という歌碑を通り過ぎると、やがて眼下に、山並みを縫って蛇行する赤木川が見えてきました。
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 尾切地蔵を通り過ぎ、急峻な石段を慎重におりていくと、小口の集落が見えてきました。そして赤木川のほとりに到着、現在の時刻は13:57、下地橋バス停から五時間半ほどかかりました。なおこの小雲取越では、多くのハイカーとすれちがいました。急峻な上り下りも少ないし、道は整備されていて歩きやすいし、晴れていれば眺望も素晴らしいし、格好のハイキングコースですね。
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 本日の十二枚です。
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by sabasaba13 | 2011-05-23 06:23 | 近畿 | Comments(0)
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