熊野古道編(37):地蔵茶屋跡(10.3)

 舗装された林道と合流すると、地蔵茶屋跡に到着、近くに地蔵堂、二棟の休憩所、わりときれいなトイレがあります。ただ「凍結のため下記の期間お手洗いは使用できません。(12月~3月)」というプレートが地面に落ちていたのは気になるところ。私はさきほど熊楠流に処理してきたので、使用しませんでしたが。時刻は午前11時少し前、出発してから四時間弱経過しています。それではこちらで昼食をとることにしましょう。宿で用意してもらった弁当の包みをあけると、まるでおにぎりのイデーのような、シンプルなもの三つが顔を出しました。美味しい美味しい、ベンチに座り、すぐそばを流れる清流を眺めながら舌鼓を打ちました。
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 気がつけば雨はやんでいます。熊野の神々と山ノ神に、ここまで来られたことを感謝し、最後の行程が無事であることを祈念し、それでは出発しましょう。しばらくはゆるやかな上りの舗装道路を歩くことになります。あっ! …ご飯三粒落とすのを忘れた。餓鬼の皆様、ほんとうにほんとうに御免なさい。そしてふたたび林間の細い道に入り、すこし歩くとまた林道に合流です。
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 するとうら若き一人の女性が向こうの方から林道をすたすたと歩いてこられます。なぜ古道を歩かないのかなと訝しく思いながらも会釈を交わし、林道を横断した向かい側にある古道の入口に向かうと彼女から声をかけられました。「あのお」 えっいや、いけねえいけねえ、私も妻帯者のはしくれ、行きずりの旅烏と諦めて忘れてくんなせえ。「その道は通行止めですよ」 へ? なるほどよく見ると、「熊野古道この先通行止 台風18号で倒木・崩落箇所多数あり 《迂回路》舗装道路(林道)を通ってください」という小さな看板が地面にころがっていました。ご教示にお礼を言い林道を歩いて行くと、なるほど其処彼処の路肩に小石大石がころがっています。
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 本日の二枚です。
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by sabasaba13 | 2011-06-03 06:18 | 近畿 | Comments(0)
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