筑波山編(8):筑波山(10.5)

 そして土浦城址を利用した亀城公園に到着。櫓門が当時のまま残されており、現存する江戸時代前期の建造物では関東唯一だそうです。公園内に忠魂碑があったのでいそいそと近づいてみると、鷲が乗っている星に碇のプレートがとりつけてある珍しいタイプのものでした。揮毫は山梨半造、ええとたしか軍縮をした陸軍大臣だったっけ。今調べてみると、加藤友三郎内閣の陸軍大臣で、1922年8月と翌年4月の二度にわたって行われた陸軍史上初の軍縮を行った方でした。でもなぜ陸軍大臣の彼が、海軍関係の忠魂碑に揮毫したのでしょう。博雅の士の教えを乞う。
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 公園の隣には市立博物館がありますが、もうそろそろバスが来る時間なので寄る暇はありません。やってきたバスに公園前バス停から乗り込み、筑波山口をめざします。バスは土浦一高の前を通り過ぎましたが、こちらには1904(明治37)年につくられたゴシック様式・木造の本館があります。古い学校フリークの方はお見逃しなく。
 一時間弱で、筑波山口に到着。ちょっとしたバスターミナルになっていてここで乗り換えます。幸いつつじヶ丘行きのバスにすぐ乗り継ぐことができました。関東平野を一望できる素晴らしい眺望のドライブウェイをバスはぐんぐんとのぼっていき、三十分弱でつつじヶ丘に到着。広大な駐車場とお土産屋とロープウェイ乗り場があるので、多くの観光客で賑わっていました。さっそくロープウェイに乗り込み、眺望を楽しみながら女体山山頂へと向かいます。
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 終着の女体山駅にある展望台からの眺めがまた素晴らしい! 残念ながら曇天のうえ湿度が高く視界はよくなかったのですが、文字通り関東平野を一望のもとに眺めることができます。なお「昨年迷子件数78件 登山、下山する時は一緒であれば迷子の心配はありません。」という注意書きがありました。迷子についての造詣は深くないのでこの数値に関してのコメントはできませんが、「一緒になれなくなった状況を迷子と言うのでは」というツッコミは入れられます。ここから整備された登山道をすこしのぼると、もうそこが女体山山頂。たくさんの観光客であふれかえる岩場から、眺望をしばし堪能。
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 ここからケーブルカー乗り場のある御幸ヶ原まで、やはり整備されたハイキングコースとなっています。眺望と新緑を楽しみ、永井兵助が「ガマの油売り口上」を考えた場所だというガマ石や、この石の上にとまった鶺鴒が男女の道を教えたというセキレイ石を見物しながらのんびり歩いていると、十数分で正面に男山山頂が見える御幸ヶ原に到着。
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 本日の四枚です。
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by sabasaba13 | 2011-07-18 18:37 | 関東 | Comments(0)
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