天浜鉄道・中津川編(14):明智(10.7)

 それではこの路を折り返して北へと向かいましょう。「後藤桶店」は元気に商いをされているようです、店先には「用水」と書かれた桶が積み重ねられていました。あるお宅には、「此門をよけて通れよ風の神」という文句と弘法大師を描いたお札が貼ってありました。流行り神除けのお札なのでしょうか。
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 「桃太郎」というお店は、木造三階建て。笹乃屋という古い旅館は、焼杉が印象的な恰幅のよい建物です。
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 旧保母歯科医院は、三角形のペディメント、アンシンメトリックなファサードとベランダが印象的な瀟洒な洋館。このあたりで「飛び出し小僧」をゲット。
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 路地に入ると、右手にはアーチ型の入口庇が心憎い大正村展示館、左手には1906(明治39)年に町役場庁舎として建てられたモダンな大正村役場があります。そして突き当り正面には小学校校舎を利用した絵画館がありました。このあたりはやや高台になっており、大正村役場を見下ろせる格好の撮影ポイントでした。
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 そして坂道をすこしのぼると、大正のモダンなイメージを再現した洋風建築「大正モダン館」があり、明智出身の画家・山本芳翠直筆画の展示室や大正時代に関する資料など展示しています。その前にある銅像は、初代日本大正村村長高峰三枝子氏と同村議会議長春日野清隆氏。このあたりはより高台となっており、明智の街を一望できます。その奥には、明智陣屋の屋敷と土蔵が、静かに佇んでいました。
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 本日の六枚です。
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by sabasaba13 | 2011-08-09 06:23 | 中部 | Comments(0)
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