そしてテレビ塔へと戻り、宿が用意してくれた送迎バスに乗り込みました。めざすは定山渓温泉、一時間ほどで着いたのですが、廃屋が目立つのがきがかり、「北海道秘宝館」はだいじょうぶなのでしょうか、後学のため見…もといっ今回は一人旅ではなかった。前言撤回。こういう下劣で猥褻な施設は、即刻撤去すべきですね。
![]() 宿は定山渓観光ホテル山渓苑、楽天トラベルで調べて一番安価だったので予約しました。よって設備や雰囲気についてまったく期待はしていなかったのですが…予想通りでした。まあ言わぬが花、料金と釣り合った宿ということにしておきましょう。なおウィキペディアによると、札幌市の奥座敷という位置づけもあり、多くのホテルが一昔前の「宴会を行う団体客向け」の構造となっているため、個人客が主流となった現在の旅行形態とミスマッチを起こしており、各ホテルは経営に苦心しているそうです。こうした流れを打開するため21世紀に入る頃から、台湾・香港・韓国からの団体観光客を積極的に受け入れるようになったとのこと。たしかにその雰囲気はひしひしと感じました。 ![]() さてそれではなぜ定山渓温泉を選んだのか。実は数年前の十月、札幌から昭和新山・洞爺湖にバスで向かった時に、車窓から垣間見たこちらの見事な紅葉が忘れられず、いつか訪れようと誓ったためです。しかし…部屋の窓から見たかぎりでは、いまひとつ色づきがよくありません。フロントの方に訊ねると、やはり猛暑の影響で今年はダメだとのこと。やれやれ、いたしかたない。とにかく散策に行きましょう。まずは二見公園を抜けて、紅葉の絶景スポットという二見吊り橋へ。うーん、いまひとつ。 ![]() 猫と紅葉を撮影して定山渓大橋へ、こちらも紅葉の名所だそうですが、うーん。 ![]() 白糸の滝、玉川橋のあたりもうーん。なおこのあたりで、風に流されふわふわと飛ぶ無数の虫たちと遭遇しました。何という虫なのでしょう。 ![]() 毒を食らわば皿まで(ちょっと違うな)、時雨橋・紅葉橋・定山渓ダムまで三十分ほどかけて歩いていきましたが、うーん。 ![]() すごすごと引き返すと、見てはいけないものを見てしまいました。「熊出没注意」… どき あわてて周囲を見回すと、時々車が通り過ぎる閑寂な一本道、両側は鬱蒼とした森林、そこにはただ風が吹いているだけ、これで熊と遭遇したらひとたまりもないな。 ![]() 異常気象による食物不足のためか、人間による開発により熊の生存圏が脅かされたためか、熊に襲われるというニュースを頻繁に聞くような気がします。効果があるのかないのかわかりませが、熊鈴をもってくればよかった。でも気になりますね、熊鈴の効果のほどインターネットで調べてみましたが、議論百出・賛否両論です。ただ「ヤフー知恵袋」で回答されていたjonny さんの意見には首肯しました。 クマは熊鈴の音に驚くというよりも、人の姿を見れば普通は逃げます。実際にはそれほど臆病な生き物なんです。ですから人の姿を見てすぐに逃げるクマは人馴れしていないクマで、人馴れしたクマには出会わないことを祈るしかないです。それ以前に周囲の動物の気配に気づかないようでは山へ登る資格もありません。人を知っているクマと人馴れしているクマでは意味が違いますからね。はい、人馴れしている熊に出会わないことを祈りましょう。今回は幸いどちらの熊さんにも出会わずにすみました、やれやれ。そして途中にあったコンビニエンスストアで地酒を買い、ホテルへと戻り、温泉につかり、部屋で夕食をとり、一献傾けて就寝。 本日の三枚です。 ![]() ![]() ![]() こんばんは。北海道在住の者です。 「風に流されふわふわと飛ぶ無数の虫たち」は おそらく、「雪虫」だと思います。 雪虫が飛ぶと、冬が近づいてきたなーと、 一種の風物詩ですね。 こんばんは、さっとさん。ご教示、ありがとうございました。実は次の日に立ち寄った北大植物園で正体が判明しました。今年も(例年よりたくさん?)飛んだのでしょうね、羨ましい風物詩です。
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自己紹介
東京在住。旅行と本と音楽とテニスと古い学校と灯台と近代化遺産と棚田と鯖と猫と火の見櫓と巨木を愛す。俳号は邪想庵。 カテゴリ
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