常陸錦秋編(1):花貫渓谷(10.11)

 さて2010年の紅葉狩りもいよいよ佳境に入ってきました。すでに北海道と青森の錦秋を楽しんできましたが、猛暑の影響で今年は紅葉の外れ年のようです。とはいえ、じっとしているのも散歩の変人の名がすたる。十一月中旬に一泊二日で茨城県の紅葉狩りに行ってきました。お目当ては何といっても、日本三名瀑の一つにして紅葉の名所、袋田の滝。残り二つ、華厳の滝と那智の滝はすでに見ましたので、ぜひ訪れてみたいと虎視眈々と狙っていました。他にも、花貫渓谷、竜神大吊橋、西山荘といった紅葉の名所があるのですが、いかんせんアクセスがよくありません。全部タクシーで回ったら財政が破綻するなと思い悩んでいたら、捨てる神あれば拾う神あり、水戸ひたち観光圏整備推進協議会が運行している「いばらき秋の県北 周遊バス」があることがインターネットでわかりました。行動は制約されますが、背に腹は代えられない、これを利用することにしましょう。第一日目に高萩駅からシャトルバスで花貫渓谷に行って見物、バスで駅に戻り、水戸に行って偕楽園などを観光。水戸市内に宿泊して、第二日目は周遊バスを乗り継いで袋田の滝→竜神大吊橋→西山荘を徘徊、うんいいですね、これでいきましょう。持参した本は「黒船以前 パックス・トクガワーナの時代」(中村彰彦・山内昌之 中公文庫)です。

 2010年の11月中旬、スーパーひたち3号(いわき行)に乗り込んで、一路常陸の国をめざします。ほぼ満席だったので、こりゃ花貫渓谷も込みそうじゃわい、でもみなさん紅葉狩りの風体ではないなと思っていたら、友部駅で多くの方が下車。どうやらゴルフ・プレーヤー諸氏でした。農薬で雑草を枯死させた不毛かつ有害な地で、他人に道具を持たせ、小さい穴に小さなボールを入れて廻るのがそんなに面白いのかな、と余計な半畳を入れたくなりますが、まあ蓼食う虫も好き好きですから。
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 午前九時少し前に高萩駅に到着、空は曇天ですが、雨が降らないだけで良しとしましょう。駅前で待機していたシャトルバスに乗り込みましたが、乗客は数えるほど、やはり公共輸送機関を利用した個人旅行者は減っているようですね。9:00にバスは出発、市街地を抜け、やがて山なみが見えてきました。やはり木々の色づきはそれほど鮮やかではありません。
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 9:25に花貫渓谷の大能駐車場に到着、ここから歩いての散策となります。駐車場ではウォーキングに来られたグループが、ガイドさんのレクチャーを受けておられました。このあたりはハイキングコースもけっこう整備されているようです。さて国道461号線をすこし歩いて右折すると、清流を彩る紅葉が出迎えてくれました。
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 小滝沢キャンプ場のあたりから中戸川に沿った道となり、観光地図には「紅葉並木」と記されていますがそれほどのものではありませんでした。でも川岸を埋める木々の紅葉はなかなかのもの。来た甲斐があったというもの。
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 本日の三枚です。
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by sabasaba13 | 2012-03-03 09:47 | 関東 | Comments(0)
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