荻窪編(1):石神井公園(10.11)

 東京の紅葉狩り、今度はどこへ行こうかといろいろ調べてみると、大田黒公園がなかなかよさそうです。荻窪か…荻窪といえば、前々から近衛文麿の邸宅「荻外荘(てきがいそう)」が気になっていました。荻窪近辺の散策もからめようとインターネットで調べていると、「荻窪雑記」という素晴らしいブログに出会えました。これによると、さまざまな見ものがあることが判明。徳川夢声旧居跡、ユニークな造形の旅館「西郊」、原水禁運動発祥の地記念碑、ガンディーの銅像、石井桃子記念文庫、角川源義氏の邸宅「幻戯山房」、いやはや恐るべし荻窪。行程としては、まず石神井公園を見て、バスで荻窪に移動、荻窪を徘徊した後歩いて和田堀公園に行き、そして目黒の庭園美術館の日本庭園を訪れることにしました。
 西武池袋線石神井公園駅から商店街を抜けて歩くこと十分弱で、石神井公園の石神井池に到着です。細長い池の周囲には遊歩道が整備されており、池の眺望や武蔵野の名残りの雑木林を愉しみながら歩くことができます。ところどころで色づいた紅葉が水面に映えて綺麗でした。
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 そして車道を渡ると、同じく細長く遊歩道がはりめぐらされた三宝字池がありました。途中には、鬱蒼とした木々が生い茂る土塁が残されていますが、ここが石神井城主郭跡です。平安期から室町期まで石神井川流域に勢力を張った豊島氏の後期の居城で、一足早く戦国時代を迎えた関東の雄として扇谷上杉氏と戦いますが、1477(文明9)年に太田道灌に敗れて落城、そして廃城となったそうです。兵どもが夢の跡…かどうかわかりませんが、諸行無常の響きありですね。
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 水面におおいかぶさるカエデや、池に映るさまざまな色のグラデーションを写真におさめながら池のはじまで歩き階段をのぼると、そこが野鳥誘致林。中には入れませんが、このあたりにはたくさんのカエデが生えています。まだ紅葉には早かったようですが、このあたりはお薦めポイントですね。ん? 池の畔で高価そうなカメラを構えた方々がおられます、すわ、絶景ポイントかと思いきや、それらしい景観はありませぬ。「カワセミの保護について」という張り紙があったので、どうやらカワセミを撮影しようとされているようですね。幸運を祈ります。なお余談ですが、『ど根性ガエル』『ドラえもん』の舞台はこのあたりだそうです。
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 本日の三枚です。
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by sabasaba13 | 2012-03-23 06:19 | 東京 | Comments(0)
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