箱根大平台(1):桜(12.4)

 珍しく、わりとリアルタイムな旅行記です。箱根に大平台という地味な温泉があります。強羅や宮の下のような喧騒もなく、湯本から箱根登山鉄道に乗って二駅目というアクセスの良さもあり、われら夫婦のお気に入りの温泉です。こちらにある定宿に、4月14日~15日に二人で泊まってきました。桜の花筏でも見られれば上出来かなと、あまり期待もしないで訪れたのですが、なんとこれが満開。しかもソメイヨシノ、枝垂れ桜、山桜がここを先途と同時に咲き誇っていました。小糠雨のそぼ降る天候が無念でしたが、これぞ幽玄じゃ侘び寂びじゃと引かれ者の小唄を口ずさみながら桜を愛でてまいりました。中でも我々の贔屓にしているのが、大平台駅近くの駐車場の主、まるでトリスタンとイゾルデのように仲よく並んで屹立する二本の枝垂れ桜の古木です。石原公園をとりかこむ桜も見事だし、「枝垂れ桜通り」にはその名の通り枝垂れ桜が妍を競っていました。またこのあたりは登山列車が二回スイッチバックを行なうので、のてのてと山を上り下りする愛嬌のある姿を間近で見ることができます。線路沿いにも数多い桜の間を走り抜ける光景は、被写体としても恰好ですね。
 また、これは個人的な趣味ですが、があまた出没するのも気に入っている理由の一つです。特に寒い時期には、各家や旅館にある温泉タンクの上で丸まって暖をとっている猫をよく見かけます。“猫、タンクの上で眠り、神、空にしろしめす、すべて世は事もなし” 面白いことに、ちゃんと棲み分けができているようで、特定の温泉タンクの上にはいつも同じ猫がいます。今回の散策では、タンクの上に「猫いじめ」(※猫がいられないようにするプラスチック製の棘々)を敷いてあるお宅を発見。糞尿で汚れるのを嫌ったのでしょうか。
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 ま、それはともかく、ここを訪れるとたいがいかわいい猫の写真を撮ることができます。今回は大平台駅のホームで列車を待つ猫を撮影しました。箱根板橋のビーバートザンにペティグリーチャムを買い出しに行くのでしょうか。

 本日の七枚です。
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by sabasaba13 | 2012-05-04 07:30 | 関東 | Comments(0)
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