そして再びゴンドラに乗ってグルントへ、グリンデルワルト駅前に行くバスがやってきたのでこれ幸いと乗り込みました。
バス運転手が車内アナウンスで陽気に「マーベラスなお天気!」とはしゃいでおられましたが、まっことその通り。残り六日間、吹雪こうが、雨が降ろうが、槍が降ろうが、このマーベラスな一日だけでもう満足です。バスは数分で駅の近くに到着、ホテル地下にあるロッカールームに靴と板を置き、部屋で着替えて街へ買い物に出かけました。COOPでビールとジュースとおつまみを仕入れて部屋に戻り、冷え切った体をシャワーで温め、ベランダへ。暮色につつまれたアイガー、山の斜面にちらばる家々の灯を眺めながらビールを飲めばこの世は天国です。夕食はホテルのレストランでいただくことにしましょう。私はレシュティ、じゃがいもを短冊状に切ってこんがりと焼いたシンプルな料理ですが、大好物です。山ノ神は鱸のグリル、すこし分け合いましたがたいへん美味しゅうございました。
部屋に戻る前にフロント前に掲示してある天気予報を見ると、明日は曇りのようです。朝の空模様を見て、バーゼルに行くかスキーをするかの判断を下しましょう。部屋に戻って読書をしながらウィスキーを呑んでいるとやがて睡魔に…
本日の一枚です。