京都観桜編(3):大山崎山荘美術館(11.4)

 妙喜庵の先にある踏切を渡ると、すぐ天王山への登り口でした。そこにあるのが、ここ山崎に隠棲していた山崎宗鑑の「うつききてねぶとに鳴や郭公」という句碑。「上の客立ち帰り、中の客其の日帰り、下々の客泊りがけ」と書いた額を庵に掛けていたという室町期の風狂の俳人ですね、「犬筑波集」の編者でもあります。すぐ右に曲がると緩やかな坂道、「ここは秀吉の道 ゴミのポイ捨てはこの秀吉が許さぬ!」という看板を写真におさめ、左へと回り込みトンネルをくぐりぬけると、アサヒビール大山崎山荘美術館に到着です。
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 以前に訪れた時は、見事な紅葉に圧倒されたのですが、さて桜はどうでしょう。うーん、たしかに桜の木はたくさんあるのですが、ほとんどが蕾でした。早かりし由良之助。ただ孤高の枝垂れ桜が満開だったのが、せめてもの救い。なおこちらの美術館は、アサヒビールの創業者・山本為三郎が収集したコレクションが展示されていますが、以前に訪れたので省略。彼は柳宗悦らが提唱した「日本民藝運動」の支援者で、民芸運動にかかわる河井寛次郎、バーナード・リーチ、濱田庄司、富本憲吉らによる陶磁器・染織などの作品が中心です。併設された新館は安藤忠雄設計、こちらではクロード・モネの『睡蓮』を見ることができます。
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 それでは醍醐寺へ向かいましょう。山崎駅から東海道本線に乗って山科駅へ。ここから地下鉄東西線で醍醐駅まで行くという手もありますが、駅からバスに乗らねばならぬので、山科駅からバスで行くことにしました。山科駅構内には「大騒ぎはイカん」という、いかにも関西らしいべたなダジャレのポスターがありました。さてどのバスに乗ればいいのかな、駅前にいらした観光案内ボランティアの方に教えてもらった京阪バスに飛び乗りました。いちおう確認しようと、信号待ちをしている時に運転手さんに「醍醐寺に行きますか」と話しかけると…仏頂面で無視。完全な無視。次のバス停で乗車してきたお客さんの質問も…鉄面皮で無視。いやはや、この世に生を受けてうん十年、いろいろなバスに乗りましたがこれほど無愛想な運転手さんははじめてです。まあクレーマーではないので会社へ通報はしませんが、念のため掲示されていた名前を撮影しておきました。
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 本日の二枚です。
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by sabasaba13 | 2012-09-07 06:21 | 京都 | Comments(0)
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