甲斐路編(9):昇仙峡へ(11.5)

 朝目覚めてカーテンを開けると、雲はあるのですがおおむね晴れています。雨の心配はなさそうです。今は新緑の盛り、昇仙峡が大混雑することを想定して、7:30発のバスで移動し、混まないうちに散策を済ませる予定です。ホテルのレストランで朝食をいただき、チェックアウトをして駅へ向かいました。駅前にあったのが藤村記念館、旧睦沢小学校を移築・修復して交流ガイダンス施設として利用しています。当時の県令・藤村紫朗が奨励した擬洋風建築、いわゆる典型的な藤村式建築の校舎です。
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 そして駅前のバス・ターミナルへ、バス停には「テロ対策特別警戒実施中」という張り紙がありました。やれやれ、山梨県甲府駅前のバス停で、いったい誰が何のためにテロルを行うのでしょう? 稼働中の原発が直下型地震の直撃を受けて爆発、周囲数百kmに"死の灰"が降り注ぐ事態を防ぐことの方が、喫緊の課題なのにね。話はずれますが、少子化、年金、格差、環境、領土紛争、景気回復、私たちはさまざまな課題に囲繞され、いろいろな意見がメディアを賑わせています。しかしこうした意見をメディアで発表することができる立場にある方々の最も肝要な責務は、その冒頭で、「すべての原発の稼働を即時停止してできるだけ早く廃炉とし使用済み核燃料の安全な保管方法を確立すべきだという意見がありますが、私は賛成/反対です。その理由は…。それでは少子化の問題について述べましょう…」と言うことだと考えます。こうした諸問題の大前提は、すくなくとも日本という国があと数百年は存続するということですよね。それを現実的に脅かし、日本を亡国の淵に追い込みかねないのが原発事故です。本格的な反対運動があまり盛り上がっていない現状を見るにつけ、賛否は別にして、多くの人たちにこの問題についての意識を高めてほしいと切に願います。ま、原発の真下で直下型地震は起こらない、起きても大丈夫と高をくくるのも、あるいは原発などないかのようにのほほんと日々を送るのも一つの選択肢ではありますけれどね。でも最悪の事態を引き起こす可能性が少しでもあるのですから、賢明な選択であるとは思えません。
 ロータリーには「宝石の街 甲府」という大きなモニュメントがありました。へえーそりゃ知らなんだ。
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 そうこうしているうちに7:30発のバスがやってきました。乗り込んだのは私を含めて五人、やがて一人降り二人降り、終点の昇仙峡入口まで乗っていたのは結局私だけでした。約三十分で到着、甲府市内からこんなに近いところにあるのですね。バス停の前にあるお土産屋はまだ開店していませんが、戸の上部にあるのはもしやガラス絵ではありませんか。これは珍しいものを見せてもろた、なかなかいい味を出しています。
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 軽快なフォルムの長瀞を渡ると、左手に昇仙峡に沿った道路が見えてきました。この道路は5/1~11/30の土・日・祭日は車両通行止めとなりますが、本日は平日のため時々車が走り抜けて行きました。

 本日の二枚です。
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by sabasaba13 | 2012-10-03 06:16 | 中部 | Comments(0)
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