大井川鐡道編(16):奥大井湖上駅(11.5)

 11:12発の列車に乗り込み、閑蔵、関の沢鉄橋、尾盛を通過して接岨峡温泉駅に着きました。大井川を渡り温泉会館の前を通り過ぎ、県道388号線を歩いていくと分岐がありました。右へとカーブする県道ではなく、やや細い車道を直進。「この先4t車以上通行止」という看板や、路上にちらばる小さな落石が、そこはかとなく不安感を醸し出しますがいざゆかん。左手に接岨峡を眺めながらとぼとぼと歩いていくと、ようやく関の沢鉄橋を遠望できる場所に辿り着きました。駅からここまでゆうに三十分はかかりました。なお観光パンフレットによると展望台があるとのことでしたが見当たらず、鉄橋を撮影して接岨峡温泉まで戻りましょう。
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 大井川を渡り駅前を通り過ぎ、不動の滝を拝見してすこし歩くと、トンネル入口前に左へと下りる小道があり、「←奥大井湖上駅」という看板がありました。羊腸の山道をしばらく下りていくと接岨湖とレインボーブリッジが見えてきます。この鉄橋は線路のとなりに歩道が付設されており、徒歩で渡ることができます。恐るべき嵌入蛇行や山なみや緑の木々を眺めながら鉄橋を渡ると奥大井湖上駅に到着。接岨峡温泉からここまで徒歩で三十分ほどですね。
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 ホームには「Happy2 Bell」という幸せを運ぶ鐘や、愛の恋錠がありました。愛の恋錠? 奥泉駅か列車内で錠を購入し、ここにあるハート形のオブジェにふたりで錠をかけ、「湖の中心で愛を誓う」のだそうです。"湖上"と"恋錠"をひっかけたのですね、やれやれ。まだ認知度が低いのか、数個しかかけられていませんでしたが。それにしてもこうしたチープな物件が、せっかくの美しい光景をおもいっきり安っぽくしているのに、関係各位は早く気づいてほしいものです。ま、それに惹かれて蝟集する御仁にも責任はあるのですが。なおホームからすこし上がったところにはログハウス風の休憩舎、レイクコテージ奥大井がありました。
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 そして入線してきた列車に乗り込み、長島ダム駅へ。ここでまたアプト式電気機関車が連結されますが、今度は最前部にとりつけられます。もちろんその様子を見物しにホームに降りて至近距離に行きました。そして列車は90‰の急勾配を慎重に下り、アプトいちしろ駅で取り外し。終点の奥泉駅には14:04に到着しました。代行バスに乗り換えて千頭へ行き、金谷行きの列車が出発するまでちょいと駅付近を散策。不通となっている奥泉への線路が真赤に錆ついているのが痛々しいですね。一刻も早い復旧を祈念しております。川根大橋から滔々と流れる大井川を撮影し、それでは列車に乗り込みましょう。おっラッキー、私が一番乗りたかった南海21001系でした。見れば見るほどしゃれこうべに似ている、愛くるしい列車です。
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 本日の四枚です。
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by sabasaba13 | 2012-10-29 06:17 | 中部 | Comments(0)
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