軽井沢編(9):白糸の滝(11.7)

 そして博物館のレストランに入って、ソースかつ丼をいただきました。一服しながら付近を散策し浅間山を撮影していると、そろそろ集合時間です。バスに戻ってさあ出発。峠の茶屋のところで白糸ハイランドウェイという有料道路に入り、しばらく走ると白糸の滝に到着。付近は観光客や観光バス、自動車でごったがえしておりました。渓流に沿った歩道をすこし歩くと白糸の滝に到着です。おお、これは見事。緩やかに湾曲する岩肌から、何条もの水が白糸のように流れ落ちています。まるで水のカーテン、解説板によるとこれは地下水で、浅間山に降った雨が地下に浸透し、六年ほどかけて湧き出てくるそうです。滝に冷やされた清冽・冷涼な空気もいいですね。マイナスイオンが…と言いたいところですが、よく人口に膾炙されるけれど実態が不明な言葉(バズ・ワード)のようですので使用は差し控えましょう。それはともかく、ここは一見の価値があります。
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 そしてバスに乗り込みすこし走ると本日の最終見学地、旧三笠ホテルに到着です。訪れるのは二度目ですが、クラシック・ホテル建築の傑作です。軽快な雰囲気を醸すハーフティンバー(木骨)と下見板張り、屋根を支える洒落た持送り、窓枠の気品ある意匠、貴婦人とでも形容したくなる作品です。竣工は1905 (明治38)年、設計は岡田時太郎、監督は万平ホテルも担当した佐藤万平。実業家山本直良が旧軽井沢の奥に建設した木造の純洋風ホテルで、敷地前方の愛宕山が奈良県の三笠山に似ていることから、三笠ホテルと名づけられたそうです。多くの外国人をはじめ、渋沢栄一、団琢磨、住友吉左衛門、乃木希典、近衛文麿有島武郎などの有名人が宿泊し、「軽井沢の鹿鳴館」と称されました。1970(昭和45)年に閉業、日本長期信用銀行が買収しましたが、その後軽井沢町に贈与されました。まずは全貌を舐めるように味わって写真を撮影。
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 そして中へと入りましたが、カーテンボックスや暖炉の木枠の洒落た意匠や、階段部分の高雅な雰囲気の空間など、内部も見どころ満載です。資産家たちのための贅をこらしたホテル、ある意味では植民地・軽井沢を象徴する場所ですが、一見の価値はありますね。
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 本日の五枚です。
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by sabasaba13 | 2012-11-11 07:47 | 中部 | Comments(0)
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