山形編(39):羽前大山駅(11.8)

 午前六時ごろ目覚めてカーテンをあけると、薄曇りですが雨の心配はなさそう。洗顔をして、屋上にある露天風呂に行ってみました。おお、これは爽快、眼前には波おだやかな日本海がひろがっています。湯船の縁に仁王立ちとなって、腰に手を当て○○○を振りながら、♪どーんとどんとどんと波乗りこおええてええええええ♪と唄いたい気分。
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 部屋に戻ると、ちょうどNHK教育テレビで「0655」が始まる時間でした。あっそうだ、今日は月曜日、「たなくじ」がある日でした。これはいろいろなことを書いてあるパネルを持った爆笑問題の田中裕二氏を連続して映し出し、デジタル・カメラで撮影したものが今週の運勢というもの。パチリ。「手洗吉 【手をよく洗うと吉】」でした。うーむ、まいったなあ。実は私には、手を洗うという習慣がないもので。言い訳めいた話ですが、ある方(森達也氏だったかな)が小用の後に手を洗わない理由として、大略次のようなことを述べられていました。小用を済ませた後、男性は○○○をつまんだ手で蛇口をひねって手を洗うが、その蛇口を洗う人はあまりいない。つまり次にその蛇口をひねる人は… 事の当否正邪はともかく、鋭い視点ですね。なお日頃のご愛顧に感謝して、過去に撮影した「巨大吉」「マンモス吉」「トリプル大吉【大吉の約3倍】」を掲載しましょう。
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 さてそれでは朝食会場へと向かいましょう。途中のトイレにお魚の男女表示があったので撮影。
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 大広間で、これぞ温泉旅館!という朝食をいただきましたが、ご飯が美味しいのには感嘆。仲居さんに訊ねると、やはり余目米でした。だだちゃ豆も美味でしたよ。
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 そして部屋に戻り、荷をつくって出発です。宿代を支払い、宿の車で羽前大山駅まで送ってもらいました。切符を購入してホームに行くと、電線を埋め尽くすように小鳥がとまっています。
 動物番組オタクで動物に関する無駄な知識が豊富な山ノ神は、鶸か鵯ではないかとのたまいました。それにしてもまるでヒッチコックの『鳥』のよう、振り向くたびにどんどん増えてきたりして。
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 さてここで問題です。Q1.映画の中で、鳥の大群に襲われる町の名は? Q2.主人公のメラニー・ダニエルズがミッチ・ブレナーに会った店の名は? Q3.その店にかかっていた時計は何時何分? Q4.その店から出て来たヒッチコックが連れていた動物は? Q5.鳥の襲撃から逃げ出した人々が避難した波止場のレストランの名は? Q6.その店のコックの名は? 全問正解でしたら、もうあなたは正真正銘のヒッチコキアンです。それでは答えを発表。A1.ボデガ・ベイ(Bodega Bay) A2.ダビッドソンのペット店(Davidson's Pet Shop) A3.3時15分 A4.二匹の白いプードル犬 A5.潮亭(Tides Restaurant) A6.サム(Sam) なお出典は『アメリカ大衆文化を知るための雑学情報百科 スーパートリビア事典』(フレッド・L・ワース 研究社)でした。ちなみにこの映画をつくるきっかけについて、『定本 ヒッチコック 映画術 トリュフォー』(晶文社)の中でヒッチコック監督はこう語っています。"短編小説(※原作はダフネ・デュ・モーリア)を読んで、「こいつはひとつやってみよう」と思っただけだ。鳥が人間を襲うというアイデアがおもしろかったからね。しかし、これがワシとかタカとかの猛禽類だったら、映画化はしなかったろう。ごく普通の、毎日そこらで見かける鳥が突然人間を襲撃しはじめるというところにいちばん興味をひかれたわけだ。(p.293)" まあつまり何が言いたいかというと、わたしゃヒッチコックが大好き! ビリー・ワイルダーとならび、一抹の留保もなく面白い映画をたくさんつくってくれた彼へのオマージュです。映画はヒッチコックとワイルダー、音楽はJ・S・バッハとビートルズ、喜劇はマルクス兄弟、評論はG・オーウェル、小説は村上春樹、絵画はパウル・クレー、テニスはマイケル・チャン、旅はイザベラ・バードと宮本常一、落語は古今亭志ん生、私にとって大切な先達たちをこう書き並べただけでも心がぬくんできます。
by sabasaba13 | 2013-01-14 16:10 | 東北 | Comments(0)
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