一度も失敗をしたことがない人は、何も新しいことに挑戦したことがない人である。(
アインシュタイン)
知識人は問題を解決し、天才は問題を未然に防ぐ。(アインシュタイン)
科学はすばらしいものだ。もし生活の糧をそこから得る必要がないのなら。(アインシュタイン)
神はサイコロを振らないと私は確信している。(アインシュタイン)
現実は単なる幻想にすぎない。非常にしつこいものではあるが。(アインシュタイン)
私は未来のことなんか考えない。だって未来は、すぐそこに来ているのだから。(アインシュタイン)
私の学習を妨げた唯一のものは、私が受けた教育である。(アインシュタイン)
無限なものはふたつしかない。宇宙と人間の愚かさだ。そのうち、宇宙については、私には分からない。(アインシュタイン)
第3次世界大戦ではどんな武器を使って戦われるか分からないが、第4次世界大戦では、多分棒と石を持って人々は戦うだろう。(アインシュタイン)
絶望するには、いい人が多すぎる。希望を持つには、悪いやつが多すぎる。なにか綱のようなものを担いで、絶望から希望へ橋渡しをする人がいないものだろうか。(『組曲虐殺』
井上ひさし)
多喜二 ふじ子、ピストルはいけないよ。
ふじ子 だって、わたしは、あなたを…、
多喜二 たがいの生命(いのち)を大事にしない思想など、思想と呼ぶに価いしません。
ふじ子 …あなた。
多喜二 ぼくたち人間はだれでもみんな生れながらにパンに対する権利を持っている。けれどもぼくたちが現にパンを持っていないのは、だれかがパンをくすねているからだ。それでは、そのくすねている連中の手口を、言葉の力ではっきりさせよう…ぼくもきみも、そして心ある同志たちも、ただそれだけでがんばっているのじゃなかったか。ふじ子、ぼくの思想に、人殺し道具の出る幕はありません。(『組曲虐殺』 井上ひさし)