飯田線編(4):小和田駅(12.4)

 列車に戻って車両とプレートを撮影。さあ出発進行です。
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 この後飯田線は天竜川の東岸にそびえる山々の斜面にへばりつくように北上していきます。トンネルをくぐると、最初の秘境駅、小和田(こわだ)駅(牛山隆信によるランキングでは第2位 以下同)に到着です。なるほど、周囲に民家は見当たらず、人の気配もまったくありません。とはいってもどやどやとツァー客が降りてくるので、秘境という雰囲気は一瞬にして消し飛ばされてしまいますが、しようがありませんね。いただいたパンフレットによると、飯田線秘境駅6駅の中で、唯一の有人駅だったそうで、古い木造の駅舎・待合室・切符売り場が残されています。かつては自動車が通れる道路があり、近くには製茶工場跡と廃車となったミゼットがあります。また対岸に行く道もありましたが、佐久間ダムができて集落の大部分が水没したため、廃れてしまいました。秘境駅ファン以外でこの駅を利用するのは、近くにお住まいのご夫婦と郵便局員ぐらいだそうです。なお郵便局の方は、駅から徒歩で一時間程登った塩沢集落まで配達にいかれます。おおっ映画「山の郵便配達」の世界だ。それでは十数分ほどですが、駅周辺を徘徊しましょう。まずは駅名票を撮影、ホームには「静岡県」「愛知県」「長野県」という表示がありましたが、ちょうどこのあたりがこの三県の県境なのですね。ちなみに小和田駅は静岡県に所在します。
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 往時の雰囲気を残す駅舎に入ると、「慶祝 花嫁号」という列車プレートがかざってありました。1993(平成5)年の小和田(おわだ)雅子氏の結婚ブームの時に、同じ名ということでさまざまなイベントが催されたのですね。
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 細い坂道をおりていくと、廃屋やミゼットの廃車がありました。トヨタ博物館でお会いして以来ですね、無残な姿ですが安らかに眠っておられました。
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 本日の四枚です。
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by sabasaba13 | 2013-08-05 06:24 | 中部 | Comments(0)
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