飯田線編(7):金野駅・千代駅(12.4)

 そして次なる秘境駅、金野(きんの)駅(ランキング第13位)へ。こちらも山の斜面にへばりつくような駅で、周囲に民家はなく、一番近い集落までは車一台しか通れない狭い道を約3km走らねばなりません。ホームからは千畳の山なみと、その間を縫うように流れる天竜川を一望することができます。小さな待合室には、心暖まる手書きの貼り紙がありました。
心のやさしいみなさんへ
秘境金野駅へようこそ
この地区はお年寄が多いんだに。山の中へゴミを捨てられるとガケの途中のゴミ拾いは命がけなんだに。若い? 私達もいつソウナンするやら。おねがい、ゴミは持ち帰ってなあ! いつまでもすてきな秘境を守っていってね。上にも登って来てな。オイデナンショ金野へ
 はい、わかっただに。それにしても命をかけてゴミを拾う、その心意気には頭を垂れましょう。自然を守るということは大変なことなのですね。
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 最後の秘境駅は千代駅(ランキング第43位)です。すぐ近くに民家があり、駐車場には車が一台停まっていたので、秘境駅という雰囲気はあまりありません。紫煙をくゆらしていると、小さな待合室に「禁煙で尊い命を守りましょう」という(五七五の俳句になっていますね)標語を見つけました。われわれ愛煙者への包囲網がじょじょに狭まってくるのを如実に感じる今日この頃、もちろん煙草を吸うのも、郵便ポストが赤いのも、電信柱が高いのも、みんな私が悪いのは百も承知です。でも、放射能、車の排気ガス、食品添加物、農薬などなどもっと危険な物質を放置しておいてそりゃないだろという気持ちも幾分あります。こうした危険物の背後に控える大企業と、煙草を楽しむ弱小な個人、勝負にならないのはわかっていますけどね。
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 本日の一枚は、金野駅です。
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by sabasaba13 | 2013-08-26 12:38 | 中部 | Comments(0)
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