尾瀬編(3):尾瀬ヶ原(12.6)

 鳩待峠から一時間強で山ノ鼻に到着。尾瀬ヶ原の西端に位置し、ビジターセンター・公衆トイレ・キャンプ場・山小屋があり、湿原散策や至仏山登山の拠点となっております。私もここで小休止、トイレに行くと尾瀬の環境保全協力金として100円を入れる箱が設置してありました。義を見てせざるは勇なきなり、もちろん協力しました。なおここには緊急避難小屋もあります。
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 水を飲み紫煙をくゆらし、さて、待ち焦がれた尾瀬ヶ原へと向かいましょう。まずはスーパーニッポニカ(小学館)から引用します。
 尾瀬ヶ原は、尾瀬沼の西方で、原の東端の「見晴」の十字路まで、沼から約5キロ離れている。標高1400メートル内外、面積約八平方キロに及ぶ日本最大の高層湿原地で、もと燧ヶ岳の溶岩流が只見川をせき止めてつくった湖であったが、周辺からの扇状地の発達や植物の侵入などで埋められ、平坦な湿原になった。現在、尾瀬ヶ原に点在する80~1200平方メートルの面積をもつ約400の池塘(ちとう)や細流は湖の名残で、池塘の中に浮かぶ浮島の景観は、まことにすばらしい。
 百科事典が"まことにすばらしい"という感情的な表現をするのは珍しいですね。いやがうえにも期待は高まります。登山者数を調べるためのカウンターを通り抜け木立の中をすこし歩くと眼前に広大な湿原があらわれました。点在する小さな沼が、池塘(ちとう)ですね。ウィキペディアによると、高層湿原が形成される過程において、堆積した泥炭層の隙間が水で涵養された部分だそうです。周囲とは隔絶された環境であるため独特の生物相ができるとのこと。
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 やがて前方には雄大な燧ヶ岳、振り返れば残雪を戴いた至仏山を眺めることができるようになります。太陽ものぼり、天空には雲一つない好天、無風のため池塘が山々や木々を鏡のように映すという申し分のない気象条件でした。ところどころに木道から逸れた休憩場所があり、ハイカーのみなさんが幸せそうに談笑されていました。このあたりは尾瀬ヶ原が一番狭くなったところで、牛首と呼ばれています。牛首分岐に着いたのが7:40、山ノ鼻から五十分ほどかかりました。この三叉を左へ行くとヨッピ橋や東電小屋がありますが、とりあえず直進して竜宮十字路へ向かいましょう。
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 本日の四枚です。
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by sabasaba13 | 2013-10-10 06:22 | 関東 | Comments(0)
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