尾瀬編(5):植物研究見本園(12.6)

 ヨッピ橋から十五分ほどで東電小屋に到着。無料休憩所やトイレもあるので、けっこう人だかりができていました。フロントで雨具や本などを預かってもらい幾許か身軽になって、山ノ鼻にある尾瀬植物研究見本園へと出発です。
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 なおこの東電小屋はすこし小高いところにあり、広い湿原や至仏山を一望することができます。人気の秘密はここかな。ところどころに水芭蕉とリュウキンカが咲き誇り、目を楽しませてくれます。じょじょに雲があらわれてきたのが気になりますが、美しい風景と清新な空気を楽しみながら歩いていると、塔のように積み重ねた荷物を背負った方が木道に坐って休息していました。いわゆる強力(ごうりき)でしょうか、自動車を使えない以上、山小屋が必要とする物資はこうして人間が運ばねばならないのですね。御苦労さまです。
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 ヨッピ橋を過ぎ牛首分岐へ向かう道のあたりは、さまざまな形・大きさの池塘があり、景観に変化を与えています。このあたりでパノラマ写真を撮影。
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 薄雲が空を覆って灰色となし、微風のため水面がやや波打ち、燧ヶ岳をクリアに映す光景が見られなかったのは残念。ゴミをひろう関係者の方とすれちがいましたが、こうした尽力によって尾瀬の自然が守られているのですね。牛首分岐から至仏山に向かって歩を進めると山ノ鼻に到着。東電小屋から二時間弱かかりました。
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 それでは尾瀬植物研究見本園を見学しましょう。尾瀬に咲く湿原植物を移植し、全長約2kmの木道がはりめぐらされたハイキングコースとなっています。ここを素通りして牛首・竜宮へと向かうハイカーがほとんどなので、混雑する時期の土・日でもゆっくりと花の群落地を歩くことができるそうです。なるほど芋を洗うような雑踏もなく、のんびりと心静かに湿原を散策することができました。水芭蕉の群生地も多く、ここはたしかに穴場でした。
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 それでは牛首分岐・竜宮十字路を経て見晴(みはらし)へと向かいましょう。時刻は午後一時、日帰りのハイカーが陸続と戻ってこられます。中には並行する木道を二本とも占有して歩いてくるグループもありました。狭い木道、脇にどいて待っていてあげても、お礼のひと言もない方々がいたのはいかがなものか、というよりも不愉快ですね。途中のベンチで一休みしていると、年配のパーティーがやってきてどかどかと坐り、糖尿病・子供の成績・年金の話に花を咲かせはじめました。目くじらをたてる気は毛頭ありませんが、雰囲気プチ壊し。
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 本日の七枚です。
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by sabasaba13 | 2013-10-12 07:48 | 関東 | Comments(0)
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