尾瀬編(8):尾瀬沼(12.6)

 林間ののぼり道をすこし歩くと燧ヶ岳分岐、左の見晴新道を行くと燧ヶ岳山頂に辿り着きますが、尾瀬沼へはこのまま直進します。
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 ところどころで木道が崩壊していますが、歩くのには問題はありません。やがて残雪を目にするようになり、白砂峠のあたりでは残雪の上を歩くようになります。トレッキング・シューズを履いてきてよかった。下りになるとかなり滑りやすく、四苦八苦しているハイカーの方もいて渋滞となっています。
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 そして尾瀬沼の東岸、沼尻平に到着です。見晴から二時間弱かかりました。休憩所があったので、ここで小休止して珈琲を所望。こちらでもドリップで珈琲をいれてくれました。
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 残念ながら雲がどんどん湧き出て曇天と化していますが、まだ雨は降りだしていません。鈍く光る湖面を見ながら紫煙をくゆらし、パノラマ写真を撮影しました。ちなみに、尾瀬ヶ原と尾瀬沼を結ぶルートはこの道しかありません。双方を歩くとすれば、どうしても一泊は必要ですね。
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 これから北岸に設置された木道を歩いて三平下へと向かいます。ところどころで尾瀬沼が見られる木道を歩いていると、ツァーを率いるガイドさんが、小川の底を指差し「ここは尾瀬ヶ原が積もった植物でできていることがよくわかります」と教えていた。御相伴にあずかって私も覗きこむと、なるほどその通りでした。"少しのことにも、先達はあらまほしき事なり"(『徒然草』第52段)ですね。
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 そして大江湿原に到着、ここは春の水芭蕉、初夏のワタスゲやレンゲツツジ、夏のニッコウキスゲ、秋の草紅葉と、四季折々の自然が楽しめるそうです。分岐にベンチがあったので、ここで座って東電小屋でつくっていただいた弁当を食しました。眼前には燧ヶ岳を眺めることができますが、山頂を雲がおおいはじめてきました。
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 ここからすこし歩くと、尾瀬沼ビジターセンターや長蔵小屋・尾瀬沼ヒュッテがある東岸に到着、尾瀬沼散策の基点となっているようでたくさんのハイカーで賑わっていました。これから三平峠を越えて大清水まで行き、帰りのバスに乗る予定です。もうここまで来たら、引き返すわけにもいかず、ひたすら大清水を目指すしかないのですが、いちおう心根を固めるためにビジターセンターで山道の状況を訊いてみることにしましょう。係の方は懇切丁寧に「大清水まで三時間、三平峠を越えれば残雪はないでしょう」と教えてくれました。ということは三平峠までは残雪があるということでしょうが、上りなので何とかなるでしょう。小用を済まし、ふと小屋の壁面を見ると「木陰の展望ベンチこちら 尾瀬沼屈指のビューポイント」という案内板がありました。もちろん訪れてみると、なるほど、尾瀬沼とその対岸に聳える燧ヶ岳を一望できます。しかし厚い雲がすでに山容を隠しはじめており、絶景というわけにはいきませんでした。でもその片鱗は十分に感じられたので、ぜひ再訪したいものです。
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 本日の三枚です。
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by sabasaba13 | 2013-10-15 06:21 | 関東 | Comments(0)
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