房総編(3):木更津(12.7)

 そして内房線に乗ること四十分ほどで木更津駅に着きました。とるものもとりあえず駅前にあった観光案内所で地図や資料を所望。こちらでいただいた「ぶらり木更津まち歩き」は、レトロな商家や民家を紹介している秀逸な観光パンフレット。今日は時間がないので、明日はこれを参考に木更津の街歩きをすることにしましょう。
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 富士見通りを海に向かって二十分ほど歩くと、木更津港にかかる中の島大橋に到着。こちらは高さ27メートル・長さが236メートルという日本一高い歩道橋で、夕暮れ時には富士山を背景にロマンティックな雰囲気に包まれることから、「恋人の聖地」に選定されています。橋のたもとには、タヌキのカップル像が設置されていました。
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 ジグザグになったスロープをのぼっていくと、まるで空中に浮かんでいるような歩道橋に到着。中央まで歩いていくと、東京湾・木更津港の茫漠とした風景を一望できます。ここにも金網があり数多の「愛の南京錠」がかけられていました。なお、この橋はテレビドラマ&映画「木更津キャッツアイ」のロケ地となり、若い男女がおんぶして渡ると恋が叶うというストーリーから「赤い橋の伝説」が生まれたそうです。
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 駅に戻る途中の「活き活き亭」には車えびの顔はめ看板がありました。「證誠寺たぬきばやし保存会」という看板の脇には、楽器を奏でる陶製のたぬきたちが設置してあります。
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 パンフレットを読むと、月夜の晩に和尚さんとおはやしの競争をして、ついには腹の皮が破れて死んでしまった大狸の伝説が伝えられる證誠寺が近くにあるのですね。群馬県館林市茂林寺の「分福茶釜」、愛媛県松山市の「八百八狸物語」と並んで、日本三大狸伝説のひとつだそうです。♪しょ、しょ、証城寺、証城寺の庭は…♪ではじまる「証城寺の狸ばやし」は、この地を訪れた詩人・野口雨情が、狸ばやし伝説をもとに作詩し、中山晋平が曲を付けて発表した童謡です。駅近くの光明寺には、歌舞伎「与話情浮名横櫛(よわなさけうきなのよこぐし)」でお馴染みの切られ与三郎の墓がありました。与三郎のモデルとなったのは、山武郡増穂村(現大網白里町)の紺屋の次男・大吉で木更津の紺屋で働いていた職人。のちに長唄の太夫・四代目芳村伊三郎を襲名。舞台で看板にしていた体の傷跡が八代目団十郎の目にとまり、その来歴をもとにして、鶴屋南北の門下・三世瀬川如皐が狂言に書き下ろしたそうです。
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 五平町通りをぶらぶら歩いていると、旧金田屋洋品店や紙類・鰹節・銘茶・砂糖を商いする「はまだや」など、異形の物件を見つけました。これは明日の散策が楽しみです。
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 さてそれでは夕食をいただきましょう。パンフレットで当たりをつけた「ラケルモカ」という洋食屋でオムライスとハンバーグ定食を堪能、なかなか美味しゅうございました。そして駅の東側にあるビジネス・ホテルに投宿。
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 本日の二枚です。
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by sabasaba13 | 2013-10-23 06:22 | 関東 | Comments(0)
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