立山・黒部編(5):黒部ダム(12.9)

 そしてターミナルに到着、室堂平散策の所要時間は一時間半ほどでした。13:15発の、日本で最高所(2,450m)を走る立山トンネルトロリーバスに乗り、トンネルの中をごろごろと疾走すると、約十分で大観峰に着きました。大観峰駅は断崖絶壁にせり出すようにして建っているので、屋上以外、外へ出ることはできません。でも眺望は素晴らしいものでした。ここでロープウェイに乗り換えますが、さすがに駅構内は混雑しておりました。
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 それでも次発のロープウェイにかろうじて乗ることができ一安心。するすると488mの標高差をおりていくロープウェイの窓からは黒部湖の一部が見えています。そして黒部平に到着、駅の屋上は展望台になっており、大観峰駅や峻嶮な山容を眺めることができました。標高がそれほど高くないためか、まだ紅葉には早いようです。
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 そしていよいよ黒部ダムに向かい、ケーブルカーに乗り込みます。駅構内には「標高(1,488m)日本一に浮かぶ黒部湖遊覧船ガルベ」というポスターが貼ってありましたが、ダム水位低下のため運休だそうです。無念。なおガルベとは「黒部」の語源といわれるアイヌ語を元にした名前だそうです。人が真っ逆さまに落ちるピクトグラムを横目に慎重に階段をおり、黒部ケーブルカーに乗り込みました。自然景観保護と雪害防止のため全線地下を走る日本唯一のケーブルカーだそうで、最大勾配31度をあっという間にかけおりていきました。黒部湖駅から外へ出ると、眼前に黒部ダムの堰堤が見えてきました。
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 戦後の深刻な電力不足に際し、水力発電に利用する水を確保するために関西電力によって建設されたアーチ式コンクリートダムです。ダムの高さ(堤高)は186mで日本一、総工費は建設当時の費用で513億円。なお「黒部第四ダム」「黒四ダム」という別称もありますが、正式名称は「黒部ダム」のようです。堰堤の上を歩いていくと、「ここは黒部ダム中心」という表示がありました。そこから下を覗き込むと、黒部湖に向かって怒濤の如く流れ落ちる放水を真上から見ることができます。これは凄い迫力でした。
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 堰堤を渡り終えると、正面にあるのがレストハウス。さっそく噂の黒部ダムカレーをいただきました。ご飯をダムに、カレールーを黒部湖に見立てたB級グルメ、お味の方は…ま、それなりのものでした。パンフレットによると「黒部ダムカレー5箇条」という掟があるそうで、後学のため転記しておきます。1.お米をダムのえん堤の形にするべし、2.料金は700円以上とするべし、3.カレーのルーの上にガルベ(遊覧船)に見立てたトッピングを乗せるべし、4.カレーのルーは必ずえん堤の内側に流し込むべし、5.必ず水をつけるべし。味はどうでもいいのですね、これなら我が家でも作れそう。
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 本日の三枚です。
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by sabasaba13 | 2014-04-01 06:36 | 中部 | Comments(0)
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