京都錦秋編(5):京都(12.12)

 そして新幹線のぞみに乗り込み、一路京都をめざします。車窓から眺める富士は、薄雲の中ぼんやりと浮かび上がっていました。天気情報によると、今回の旅行はあまり好天には恵まれないようです。午後五時ごろ、京都駅に到着。一人旅ということで快適さよりも利便性を選択し、常宿の琵琶湖ホテルではなく、八条東口のすぐ目の前にあるホテル京阪京都に泊まることにしました。チェックインをして部屋に荷物を置き、京都駅地下ポルタにあるカフェグリル「東洋亭」で夕食、とろとろ卵にデミグラスソースがかかったオムライス、美味しうございました。
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 地上に出ると、極彩色に光るイルミネーションの前に黒山の人だかり。この手の光りものを好む人ってけっこう多いのですね。寝酒とつまみを購入してホテルに戻ると、フロントのところに「京阪沿線紅葉だより」が掲示してありました。うーむ、貴船神社・鞍馬寺・もみじのトンネル(叡山電鉄)は落葉、延暦寺・三千院・実相院・圓光寺・真如堂・毘沙門堂・日吉大社・南禅寺・東福寺・清水寺・泉涌寺・善法律寺・三室戸寺・石山寺が見頃過ぎかあ。どうやら今年の錦秋は早かったようです。
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 部屋に戻ってシャワーを浴び、ちびちびと日本酒を呑みながらテレビをつけると、松任谷由美デビュー40周年の記念番組が放映されていました。ま、わりと彼女の曲は好きなので、しばらく拝見することにしました。「ひこうき雲」など往年の名曲や、プロコル・ハルムとの共演による「青い影」を堪能。荒井由美時代のバッキングをした名バンド、キャラメル・ママのメンバー、細野晴臣、松任谷正隆、林立夫、鈴木茂との対談も楽しめました。ちなみにこの一風変わった名前は、当時学生運動に参加している最中の息子にキャラメルを差し入れた母親がいた、という時事的なフレーズを細野が引用し、命名したそうです。また、数々の傑作アルバム・ジャケットを製作してきたヒプノシスというデザイナー集団のことを知ったのも収穫でした。ピンク・フロイドの「原子心母」「狂気」「おせっかい」「アニマルズ」、レッド・ツェッペリンの「聖なる館」、私の大好きな「ビコ」が収録されている「ピーター・ガブリエルⅢ」のジャケットも、彼らのデザインだったんだ、知らなんだ。松任谷由美のアルバムでは、「昨晩お会いしましょう」「VOYAGER」を手掛けているとのことです。こうしてみると、約30cm四方のレコードのはジャケットは、デザイナーにとって格好のキャンバスだったのですね。CDだと小さすぎて、思う存分に腕をふるえないでしょう。ちなみに私の一番好きなジャケットは、マイルス・デイヴィスの「クッキン」です。
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 ほろ酔いになってきたので、そろそろ床につきましょう。明日は自転車で洛西あたりを徘徊する予定です。

 本日の一枚です。
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by sabasaba13 | 2014-05-07 06:27 | 京都 | Comments(0)
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