京都錦秋編(11):竜安寺(12.12)

 そしてきぬかけの道をひた走り竜安寺へ。石庭で有名なお寺さんですが、モミジの多さもなかなかのものです。山門で拝観料を支払い、まずは鏡容池(きょうようち)のほとりを散策。湖上へと大きく枝をはりだす紅葉を堪能しました。
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 庫裡へと続く石段の参道の両側には割り竹を菱形に張った竜安寺垣、そして頭上を覆う真っ赤に色づいた紅葉。ここは絵になります。
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 それでは方丈庭園(石庭)を拝見いたしましょう。さすがに観光名所、黒山の人でした。白砂の上に15個の石を5・2・3・2・3と配した枯山水庭園。4の5の言わず、その石の形と配置の美を純粋に楽しみましょう。額縁とも言うべき油土塀からは美しい紅葉が顔をのぞかせていました。そして裏にある蹲踞(つくばい)を撮影。「吾唯足知(われただたることをしる)」の四文字を図案化した蹲踞で、徳川光圀の寄進したものだそうです。ホームページによると、釈迦が説いた「知足のものは、貧しといえども富めり、不知足のものは、富めりといえども貧し」という教え、「知足」の心を表現したもの。「不知足」を駆動力とする経済成長を、真っ向幹竹割りにする痛快な四文字ですね。
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 それでは等持院へと参りましょう。竜安寺参道から狭い路地をくねくねとすこし走ると等持院に到着です。観光客の少ない閑静な雰囲気が好きなのですが、残念ながら紅葉は見頃を過ぎていました。足利尊氏のお墓を撮影して退出し、自転車で走りだすと墓地のところに「マキノ省三先生像」がありました。日本映画の父といわれる牧野省三が、ここ等持院境内に撮影所を建設し、京都の映画界の復興のため尽力したとのことです。
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 ふたたびきぬかけの道へ戻り、仁和寺へ。御殿や境内をひとまわりしたのですが、こちらも紅葉は散りかけておりました。なお靴箱のところに、履物を間違えないようにとの注意書きがありましたが、その下に「特に高級靴、ブーツのお客様はご注意下さい」と記された紙が貼ってあったのには苦笑。
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 本日の三枚は竜安寺です。
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by sabasaba13 | 2014-05-16 06:28 | 京都 | Comments(0)
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