越後編(7):春日崎(13.3)

 それでは時鐘楼へと向かってもらいましょう。途中にあった家々は三菱が提供したそうで、運転手さんが指差す瓦を見ると、なるほど三菱のマークがありました。
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 そして時鐘楼に到着、現存する時鐘は、1713(正徳3)年に佐渡の出銅で鋳造されたもので、鐘楼は1834(天保5)年に焼失した翌年再建されたものだそうです。近くには風情のある煉瓦壁、旧裁判所のもので中が佐渡版画村美術館となっています。このあたりの落ち着いた雰囲気の景観はいいですね。
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 洒落た洋館の旧税務署、宮本常一が常宿とした佐州館(現佐州お~やり館)を撮影し、春日崎へ。
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 相川の町並みを一望できる岬ですが、こちらには大石灯籠(春日崎灯明台)があります。大海原につきでた岬と孤独に佇む石灯籠、ここも絵になる景観でした。
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 これから小佐渡へと参りますが、時刻はそろそろ午後一時、運転手さんに美味しい昼食をいただける店を紹介していただきました。佐渡市長木にある「味彩(あじさい)」という「なんでもござれ」的なレストランに入店、メニューを見ると…おおっ、ご当地B級グルメらしき「佐渡天然ブリカツ丼」がありました。定義は"地場産米粉を使った衣で揚げた「天然ブリのカツ」を、「特製あごだし醤油ダレ」にくぐらせて、ごはん(もちろん、佐渡産)の上にのせたシンプルなカツ丼"、いいですねえこれを注文しましょう。しばし待つと、認証の大漁旗がつきささったブリカツ丼がご来臨。かぷっ、うんこれはいける。しっかりとしたブリの味、コクのある醤油タレ、そしてクリスプなころもが三重奏を奏でます。お薦めですね。
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 トイレを拝借するとちょいと洒落た男女表示だったので、周囲に人の気配がないのを確認して撮影。われながら馬鹿だなあと思いますが、亀と蠍のアネクドートを思い出して諦めましょう。
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 再びタクシーに乗り込み、Hの右棒の一番下あたりにある宿根木(しゅくねぎ)に向かってもらいます。途中、真野のあたりで、「文化遺産オンライン」でその存在を知った旧森医院を撮影。上下二連の切妻屋根がチャーミングですね。その先にあったのが「人面岩」、まあたしかに空を見上げている人の横顔に見えないこともなくはないですが。
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 そして脊梁の山を越えて小佐渡の東海岸へとおりますが、途中に「羽茂の一里塚」があったので停車してもらいました。解説板によると、この道は相川・小木街道で、金や佐渡奉行が通った道、そして水替無宿や佐渡の義民が唐丸籠で送られ二度と帰らぬ道でもあったそうです。
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 なお別に一里塚マニアではありませぬが、あちこち旅していると、いつの間にか写真がたまっていました。何のためかよくわかりませんが、一応紹介しておきます。西ヶ原一里塚(東京)、中山道一里塚(山梨)、熊野古道一里塚跡(和歌山)、浅科一里塚跡(長野)、笠取峠一里塚(長野)などです。

 本日の三枚です。
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by sabasaba13 | 2014-06-05 06:32 | 中部 | Comments(0)
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