越後編(25):新潟大学医学部(13.3)

 そして1914(大正3)年につくられた、赤煉瓦と白花崗岩による古典主義の新潟大学医学部表門(赤門)と、風格のある煉瓦塀を見学。近くある旧新潟師範学校記念館は、1929(昭和4)年に、創立五十年を記念して建てられました。上昇性と左右対称性を強調するネオ・ゴシック様式で、スクラッチ・タイルが渋いですね。新津記念館は、新潟県三島郡出雲崎町出身の石油王・新津恒吉が外国人迎賓館として1938(昭和13)年に建てた西洋館です。残念ながら、11月24日から4月8日までは冬期休館中でした。
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 1936(昭和11)年に竣工された中村写真機店は、タイル貼りのモダンな建物です。1883(明治16)年に新潟県会議事堂として建てられた新潟県政記念館を撮影し、それではホテルへと戻りましょう。
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 新潟市は自転車レーンが広いので走行しやすく、その見識は高く評価します。地下駐車場で自転車を返却し、もうご用達となった錦屋酒店で地酒「鶴齢」を購入。荷物をホテルの部屋に置き、それでは夕食を食べに出かけましょう。観光案内所でもらった「新潟タレかつ丼お店マップ」によると、ホテルのすぐ近くにある「ぐりる かんだ」で新潟B級グルメ・タレかつ丼が食べられるとのこと。さっそく入店して注文、やがて噂のタレかつ丼がしずしずと登場。揚げたての薄いトンカツを甘辛醤油ダレにくぐらせて、ご飯にのせただけのシンプルな一品です。豚肉とお米の味を純粋に楽しめるその潔さには感銘を受けました。お店マップの表現を借りれば、たいへん毘味でございました。このお店にはメンチカツカレーもあったので、機会があったらまた寄りたいと思います。
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 ホテルの部屋に戻りシャワーを浴びて一献傾けながら、今日撮影した写真を点検。坂口安吾の『日本文化私観』に、1933(昭和8)年に来日した建築家ブルーノ・タウトが、新潟を"日本に於ける最も俗悪な都市"と評したと紹介されていますが、どうしてどうして。趣ある和館や洋館、素敵なお庭、史跡に記念碑、美しい橋梁、素晴らしい都市だと思います。さて、明日は村上・新発田・木崎を訪れ、長岡に宿泊する予定です。

 本日の一枚です。
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by sabasaba13 | 2014-06-26 06:44 | 中部 | Comments(0)
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