川越編(2):(05.7)

 さて駅に戻り、春日部まで行き東武野田線に乗り換えて大宮へ。JRに乗り換えて川越に到着です。本川越駅から続く中央通りはなかなかの見ものでした。昭和三十年代の商店街がそのまま生存しているという感じです。演芸場あり、庚申塔あり、川越警察に対する憤怒をぶちまけた張り紙を一面に貼り付けたお宅あり。いいですね。
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 そしてお目当ての蔵造りの街並みへ。1893(明治26)年の川越大火の教訓から生まれた街並みとのことですが、お見事。黒漆喰の重厚な蔵が建ち並び、旧第八十五銀行や時の鐘といった物件がアクセントをつけています。栃木の蔵造りも見事なものでしたが、こちらは鬼瓦部分の盛り上がり方が尋常ではありません。まるで力瘤のよう。そして蔵造り資料館へ。二階からは時の鐘が良く見えました。川越祭り会館を拝見した後、駄菓子屋が数軒ならんでいる菓子屋横丁へ。私が川越市長だったら、駄菓子屋を一軒にして、身を隠せる路地や物をちりばめた「かんけり横丁」をつくるんだけどな。ああ無性にかんけりがしたくなった! 体力、戦略、技術が要求される、本気でやるとかなり面白い遊び(スポーツ)だと思います。オリンピックの正式種目にならないかな、IOCの英断に期待します。
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 そして旭湯という銭湯を発見。シンメトリックな前面と、その上部のリボン・ウィンドウがなかなか洒落たデザインでした。ここから市立美術館・博物館に行く途中で凄い物件を発見。もと釣具屋、現蕎麦屋のようですが、前面・側面を銅版でしきつめ、窓の上部飾りのデザインがすべて異なり、何式だかわからぬギリシア建築風列柱を二階部分に配した建物です。このくどさ、油っぽさ、いかがわしさは必見。ひさびさに「いいし…」ではなくて「ええもん見せてもろた」という科白がでました。美術館では、大好きな松本竣介の小品が二点見られたのが嬉しい。博物館も小粒ながら見やすく整理された展示でいいですね。
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 本日の一枚は、時の鐘です。
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by sabasaba13 | 2005-07-25 06:04 | 関東 | Comments(2)
Commented by nekonekokoara at 2006-10-17 12:44
 ご無沙汰しております。以前にオジャマしました遊慈です。
 先日、川越に行ってきましたので、関連記事とTBさせて頂きました。

 あれから度々ブログを拝見しているのですが、未だに全て読み切れておりません。本当に内容が豊富ですね。
Commented by sabasaba13 at 2006-10-17 20:13
 こんばんは。迂闊にも川越まつりは見過ごしてしまいました。今年の夏、東北の祭りを巡り歩いて、遅まきながら祭りの面白さに開眼しました。今、虎視眈々とねらっているのは、唐津くんちと城端曳山祭りです。
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