北海道編(25):知床半島クルーズ(13.9)

 いざ出航、港から出ると高波でかなり揺れますが、耐えられないほどではありません。何とかなりそうと安堵しました。空が曇天なのが残念ですが、そそりたつ断崖絶壁に沿ってのクルーズ、その迫力には圧倒されました。まずは "乙女の涙"と呼ばれるフレペの滝と、"男の涙"と呼ばれる湯の華の滝。いずれも岩の隙間から滴り落ちる、文字通り涙のような滝です。
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 絶壁に穿たれた巨大な二つの洞窟がクンネポール、アイヌ語で"黒い穴"という意味があるそうです。断崖を流れ落ちるのはカムイワッカの滝、アイヌ語で"神の水"という意味だそうです。昔、アイヌの人たちが流氷の上を歩いてくると、滝が全部凍っているのに1つだけ流れている滝があり、この水を飲んでみると、飲めない水でした。彼らは、これはきっと神様ののむ水だということでカムイワッカの滝と名づけたということです。
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 いよいよ最大の見せ場、ルシャ湾に到着。このあたりは狭いですが平坦な海岸となっており、ヒグマにとっては絶好の餌場・狩場になっています。よってかなりの高い確率でヒグマを見ることができるそうです。みんなで眼を凝らして海岸を眺めていると、ガイドさんの「いました!」という一声。おおっ、いた。保護色となって視認しにくいのですが、たしかにヒグマが川で魚を獲っています。それっみんなで写真を撮りまくり。望遠+船の揺れによる手ぶれで、ほとんとがピンボケとなってしまいましたが、かろうじて一枚、ヒグマを撮影することができました。
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 そして残念ながら高波のため、ここで引き返すことになります。知床岬灯台を見るため、再訪を期しましょう。同じルートを戻り、クルーズ事務所へ。金額は忘れましたが、料金の一部を返金してくれました。荷物を受け取ってウトロ温泉ターミナルまで歩いて行き、16:20発の網走バスに乗り込み、17:10に知床斜里駅に到着。小腹がへったので駅近くの「セイコーマート」でフライド・ポテトを購入し、17:30発の釧網本線釧路行きの列車に乗り込みました。漆黒の闇を切り裂くように疾走する列車の中で、ポテトを頬張りながら明日の旅程に思いを馳せました。明日は、まず釧路市内を散策して啄木物件を見学、そして納沙布岬へ行き納沙布岬灯台・花咲灯台・落石岬灯台を訪れる予定です。
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 19:53に釧路駅に到着。釧路ロイヤルインにチェックインをして荷物を部屋に置き、夕食をいただきに街へとくりだしました。ガイドブックで当たりをつけていた「河むら」で、あっさり醤油味の美味しいご当地の釧路ラーメンを堪能。
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 街並みを眺めながらぶらぶらとホテルへと戻りますが、チェーン店ではない地元民経営の喫茶店をよく見かけました。「イタリアンコーヒー フィレンツェ」とか「仏蘭西茶館」といった店名があったので、釧路にはヨーロッパへの憧れを抱く人が多いのかな。
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 ある街角には野口雨情の詩碑がありました。とてつもなく広大な横断歩道を渡って釧路駅に入ると、"世界デ二番目ニオイシイ"おやきの店を発見。阿寒湖の養殖マリモにおやすみを言い、ホテルへと戻りました。
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 本日の四枚です。
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by sabasaba13 | 2015-03-15 08:34 | 北海道 | Comments(0)
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