北海道編(56):帰郷(13.9)

 まだ時間が少々あるので、小鳥の村遊歩道を歩いて近くにある糠平川橋梁まで歩くことにしましょう。川沿いの遊歩道をすこし歩いていくと、二連アーチの糠平川橋梁を見上げるところに着きました。この橋は遊歩道の一部として整備されており、階段をのぼると橋の上を歩くことができます。解説板によると、士幌線のアーチ橋には二つの生い立ちがあるそうです。戦前に、清水谷から十勝三股にかけて建設されたものと、戦後に、糠平ダムの建設により付け替えられた黒石平からメトセップにかけて建設されたもの。この橋は後者、戦後生まれだそうです。
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 東大雪の道を歩いて糠平温泉まで戻り、ひがし大雪自然館を見学。なお上士幌町鉄道資料館もあるそうですが、時間もないのでカット。
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 そしてペンション「森のふくろう」に戻り、ご主人の車に乗せてもらいバス停「上士幌郵便局前」へ。車窓からはバイクでツーリングをする方々をたくさん見かけました。ご主人に丁重にお礼を言っておろしてもらい、近くにあった喫茶店「のんのん」で珈琲を所望。
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 13:38発のバスに乗って、14:55に帯広に着きました。札幌行きの列車到着まで一時間ほどあるので、駅近くにある「みすず」でご当地B級グルメ「牛じゃん麺」をいただきました。店内に貼ってあった謳い文句に曰く、"十勝管内16店舗が終結した一大プロジェクト""胡瓜と白髪ネギ、更にはトマトのマリネを具材にしたサラッと食べれるシンプルな1杯"、たしかにしかと受けとめました。"食べれる"というのが気になりましたが。
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 帯広駅へ戻り、駅前にあった旧広尾線のレールを撮影。まだ時間があるので駅ビルにあった自然食品の店「COCO」で香り高い珈琲を所望しました。
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 そして帯広発16:05のスーパーとかち8号に乗車、途中で「先行する普通列車が鹿と衝突」というアナウンスが流れ、追分で二十分ほど待たされるはめになりました。やれやれ、でも余裕をもって移動しているのでよかった。やはりエゾシカの数はかなり増えているようですね。午後六時半ことに南千歳に到着、乗り換えて新千歳空港に着いたのが午後七時ちょっと過ぎ。空港ビルで北海道最後の食事をとろうと徘徊していると、「「ジアス ルーク&タリー」という店のメニューにスパカツがありました。釧路で食べられず忸怩たる思いをしていたのですが、天網恢恢疎にして漏らさず、ここで出会うことができました。さっそく入店して注文、ナポリタン・トンカツ・ミートソースが織りなす味のトリコロール、美味しうございました。そして20:50発のANA4736に搭乗、22:30に無事羽田空港に到着。
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 本日の三枚です。
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by sabasaba13 | 2015-05-08 06:28 | 北海道 | Comments(0)
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