重森三玲の庭編(22):メリケンパーク(14.3)

 朝起きてベランダに出ると、天気は薄曇り。でも雨の心配はなさそうなので諒としましょう。今日もパイロット(水先案内)の船が、♪波をちゃぷちゃぷちゃぷちゃぷかきわけて(ちゃーぷちゃーぷちゃーぷ)♪お仕事に向かっていきます。
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 本日の行程ですが、重森三玲の庭はありません。まずポートタワーに上って神戸の町を睥睨し、南京町の「老祥記」でぶたまんをいただきます。そして須磨海岸へ行き、旧和田岬灯台を拝見。そして芦屋川に行き、フランク・ロイド・ライト設計のヨドコウ迎賓館(旧山邑家住宅)を見学し、三宮駅へ戻って北野異人館街を散策するというものです。なお2002年2010年に神戸を訪れたときの旅行記もありますので、よろしければご笑覧ください。
 既述のようにホテルの朝食代が異常に高いので、すきっ腹を抱えてすぐに行動を開始しました。まずはホテルのすぐ近くにあるメリケンパークへ、1987 (昭和62)年、神戸港開港120年を記念して、メリケン波止場を埋め立てて作られた公園です。メリケンという名称は、アメリカ領事館近くの桟橋の事をさす「アメリカン」がなまったそうな。ここには様々なモニュメントが点在しています。まずは「神戸開港120年記念 メリケンシアター 明治29年(1896) 外国映画上陸第一歩」と刻まれた記念碑がありました。日本で最初の映画"キネトスコープ"(箱の中に映し出だされ画面をのぞき込む方式)が同年に、スクリーンに映写する方式の映画がその翌年に、いずれも神戸花隈の神港倶楽部で登場したそうです。その100年目を記念して建碑されました。またチャールズ・チャップリンもここに上陸したそうです。すぐそばには、映画のスクリーンに見立てた四角い穴をあけた石がありました。
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 その前には、観客に見立てた42個の玉石があり、それぞれに映画スターの名前が刻まれています。ちなみにその人選を行なったのは神戸出身の映画評論家・故淀川長治氏だそうです。私の好きな俳優だけ選ぶと、ジャンヌ・モロー("ジュ・テーム…ジュ・テーム…")、ジュリエッタ・マシーナ("ザンパノ!")、シモーヌ・シニョレ(『悪魔のような女』は恐かった)、イングリッド・バーグマン("イングリッド、たかが映画じゃないか")、ジャン・ギャバン(うーん、迷うけれど『望郷』)、ジェームス・キャグニー(うーん、『汚れた顔の天使』か『ワン、ツー、スリー』か迷う)、ハンフリー・ボガード("You know how to whistle, don't you" あっこれはローレン・バコールの台詞か)、バスター・キートン(『セブン・チャンス』しか見たことがありませんが)、ハロルド・ロイド、チャールズ・チャップリン("Look up, Hanna")などなど。マルクス兄弟がないのがたいへん残念でした。私の好きなグルーチョ・マルクスの言葉です。
 私に言わせれば、テレビはとても教育的だ。誰かがスイッチをいれた途端に、私は別の部屋に行って本を読む。

 本日の二枚です。
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by sabasaba13 | 2015-08-05 06:36 | 近畿 | Comments(0)
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