重森三玲の庭編(44):ホテルにて(14.3)

 ホテルの部屋に戻ってシャワーを浴び、一献傾けながら山ノ神に今日一番印象に残ったものを訊ねると、彼女曰く「ブタマンとライトの家」。さすがはわが荊妻、ライトも草葉の陰で苦笑されているでしょう。そしてテレビをつけると「美の巨人たち」で雲仙観光ホテルを取り上げていました。へえー、ウィリアム・モリスの壁紙が貼ってあるのか、これはぜひ泊まってみたいものです。
 そしてベッドに入りサービスでいただいた神戸新聞(2014.3.29)を読んでいると、次のような投書がありました。
「基本的人権を手放す行為」 64歳 無職
 先日、言論にかかわる報道に接し疑問を感じた。
 一つは、憲法集会の後援を、神戸市が拒否したことである。集会では内田樹・神戸女学院大学名誉教授の講演会が予定されている。過去には承諾したという後援を、今年は拒否したのはなぜなのか。
 二つ目は、3月18日に行われた、社会学者・上野千鶴子氏の講演会を、主催の山梨市が一度は中止したことである。17日になり中止を撤回し、講演会は実施された。中止の理由は何だったのか。
 どんな考えでも、すべての人が同意、賛成することはあり得ない。違った考えがあって当然である。だからこそ、発言の機会を奪ったり、後ろ向きの対応は、「思想・信条の自由」、「集会・表現の自由」を放棄するものと言わざるを得ない。
 最近、ヘイトスピーチや「アンネの日記」破損事件、「はだしのゲン」が小中学校の図書室から回収されるなど、問題が相次いだ。基本的人権を安易に手放す行為に映し出される、日本の危機的状況に憂慮が深まる。

by sabasaba13 | 2015-09-10 06:38 | 近畿 | Comments(0)
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