重森三玲の庭編(55):帰郷(14.3)

 それでは関西空港へと向かいましょう。ふたたびタクシーに乗って和泉砂川駅へ戻り、駅前で一服していると観光案内地図を見つけました。へー、熊野街道が駅の近くにあるんだ。その街道を南下すれば田辺に着き、中辺路につながるのですね。熊野古道を歩いた思い出が脳裡によみがえってきました。
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 JR阪和線の列車に乗り込み、 8分ほどで日根野に到着。以前に拙ブログで書きましたが、ここは中世荘園として著名な日根野荘があったところです。九条政基(1445―1516)という貴族が、守護細川氏の押領に苦しむこの荘園に自ら下向し直接支配に従事、その間に『旅引付』という日記を残してくれました。これは当時の村落生活を知る好史料として、その筋ではよく知られています。時間があれば途中下車の旅をしたかったのですが、ちょっと無理です。再訪を期しましょう。この駅で関西空港線に乗り換えて12分ほどで関西国際空港に到着です。時刻は午後6時15分、夕食をとっても余裕の横山源之助で飛行機に搭乗できるでしょう。「ぼてぢゅう屋台」で京風ねぎ焼モダンと焼豚玉子丼を、「関空食堂」でミンチカツと玉子焼を注文しました。玉子焼きは、お好みでチーズ・ねぎ・紅しょうがのトッピングができますよと言われて、山ノ神は「無料なら全部入れてください」と即答。さすがは山ノ神、頼りにしてまっせ。
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 舌鼓を打ちながらたいらげ、トイレに行くと、朝顔の的は花火でした。♪ドンとなった花火だきれいだな♪と口ずさみながら放尿。そして近くにあったANAの顔はめ看板を撮影しました。
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 関西空港19:20発のANA3828に搭乗、定刻通りに離陸しました。そして20:35に羽田空港着陸。重森三玲の庭をめぐる旅、これにて一巻の終わりです。

 というわけで、なかなか充実した旅でした。重森三玲にはまだまだ未見の庭がたくさんあるので、これからも探訪していきたいと思います。また、小川治兵衛、中根金作、小堀遠州などの庭も精力的に訪れるつもりです。

 本日の二枚です。
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by sabasaba13 | 2015-09-25 06:29 | 近畿 | Comments(0)
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