スイス編(1):前口上(14.8)

 2014年の夏、山ノ神とスイス旅行に行ってきました。何故かって? ま、月がとっても青いから、というところでしょうか。冗談はさておき、そこにスイスがあるからさ。冗談はさておきpart2、まずは最近二人してちょいとハイキングにはまっており、2012年のドロミテ、2013年のオーストリア・アルプスに引き続きスイス・アルプスのハイキングを堪能したかったからです。そして鉄男の末席を汚す者として、グレッシャー・エクスプレス、ベルニナ・エクスプレス、ゴルナーグラート鉄道にぜひとも乗ってみたいということ。もう一つが、ル・コルビュジエ物件めぐりです。チューリヒの「ル・コルビュジエ・ハウス」、ヴヴェイの「小さな家」、そしてジュネーヴにあるクラルテの集合住宅を見てこようと思います。なお彼の出身地にして、「時計製造業の都市計画」の名で世界遺産に登録されたラ・ショー・ドゥ・フォンには、彼の初期の作品がたくさんあるそうですが、訪れるのは時間的に厳しいかもしれません。ここは保留としましょう。
 なお今年(2015年)は、英国人エドワード・ウィンパーが難攻不落と言われたマッターホルンへの初登頂を果たした1865年から150周年、またル・コルビュジエ没後50周年にあたります。これは偶然なのですが、この外し方は尋常ではありませんね。やれやれ。♪Everything Happens To Me♪ なおこれは後で知ったのですが、実は2014年は日本・スイス国交樹立150周年なのでした。"So what"と言われたら、"So it goes on"としか答えられませんが。
 この三本柱を軸にして、美術館や史跡をいろいろとくっつけてみました。毎度のことですが、旅行の計画を立てるのも楽しみの一つです。まずはチューリヒに二泊して、市内観光と「ル・コルビュジエ・ハウス」訪問をしましょう。時間が余りそうなので、ハイジの生みの親、シュピリのふるさとであるヒルツェル、スイスで最も美しい旧市街のひとつと言われるバーデン、素晴らしい美術館のあるヴィンタートゥールのいずれかにも寄ってみたいものです。
 そしてサン・モリッツへ移動して四泊し、ハイキングとベルニナ・エクスプレスを満喫しましょう。そうそう、前回の訪問では休館だった「セガンティーニ美術館」を忘れずに。グレッシャー・エクスプレスでツェルマットに移動して、五泊します。やはりマッターホルンの全貌を見ながらハイキングをしたいものですが、彼女は気難しくなかなか天辺を見せてくれないとのことです。以前にツェルマットでスキーをした時も、五日間いて数時間しかそのお姿を見られませんでした。今回は夏ですから条件は良いとは思いますが、石橋を叩いて渡る、後悔先に立たず、転ばぬ先の杖、長目に宿泊することにしました。なおここで山ノ神の友人であるイタリア人女医のAさんと合流します。
 そしてジュネーヴへ移動して二泊、実はジュネーヴ観光は初めてです。市内観光と国際連合ヨーロッパ本部(パレ・デ・ナシオン)見学は外せません。後はモントルーのシヨン城、ル・コルビュジエの「小さな家」、世界遺産に登録されたラヴォー地区の葡萄畑を訪れる予定です。

 本日の一枚です。
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by sabasaba13 | 2015-09-27 08:15 | 海外 | Comments(0)
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