スイス編(7):レマーホルツ美術館(14.8)

 朝の六時半に快調に眼が覚めたので、思惑通りジェット・ラグは吹き飛ばせたようです。テレビをつけて相も変わらず大雑把な天気予報を見ると、ま、だいたい曇り時々晴れ、雨の心配はなさそうです。朝食をいただきながら山ノ神と作戦会議。
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 事前に調べたところ、お目当ての「ル・コルビュジエ・ハウス」は水曜日から日曜日までの12:00‐18:00が開館時間でした。よって午前中に、ハイジの生みの親、シュピリのふるさとであるヒルツェル、スイスで最も美しい旧市街のひとつと言われるバーデン、素晴らしい美術館のあるヴィンタートゥールのいずれかに行き、午後に「ル・コルビュジエ・ハウス」とチューリヒ美術館を訪れることにしました。さて三つのうちどこを選ぶか、相談の末、ヴィンタートゥールで美術館めぐりをすることに決定。
 身支度をととのえ中央駅へ行き、窓口でヴィンタートゥールへの往復切符を買いました。発車時刻とホームを教えてほしいと、山ノ神が英語に駅員さんに言うと、すぐにプリントアウトしてくれました。なになに、チューリヒHB(Hauptbahnhof:中央駅)の33番線から8:55発、ヴィンタートゥールに着くのは9:19か、ほんとうに助かる素晴らしいサービスです。「Kleiner(クライナー)」でチョコ・クロワッサンを買おうと下りエスカレーターに行くと、右には止まっている足型、左には歩いている足型が描いてありました。これはわかりやすい。
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 地下1階のお店に行くと、幸いなるかなお目当てのチョコ・クロワッサンがありました。二つ購入して列車に乗り込み、さっそくたいらげました。うん、美味しかったですよ。
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 ヴィンタートゥールのiは、いったん駅の外へ出て右へすこし歩いたところにありました。市内の観光地図をもらい、レマーホルツ美術館への行き方を訊ねると、毎時45分に駅前から乗合タクシーが出ているそうです。またオスカー・ラインハルト美術館とヴィンタートゥール美術館も訪れるのなら「ムゼウム・パス(Museumspass)」を買うとお得だと教えてくれました。さっそく購入して、やってきた乗合タクシーに乗り込みました。
 タクシーの中でさきほどもらった地図を見ていると、駅敷地内に円形とそこから放射状に延びる三本の線路が記されていました。もしかするとこれは…転車台と扇形機関庫ではないか! はいほー。マニアとしては見のがせない、帰り際に寄ってみることにしましょう。タクシーは住宅街の中を抜ける坂道をのぼりやがて森の中に入っていきます。十五分ほどでレマーホルツ美術館に着きました。停留所で確認すると帰りのタクシーは毎時00分発、一時間ほど見学ができます。
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 門から中に入ると、豪華なお屋敷がありましたがこれが美術館です。インドとの綿貿易で財をなした実業家オスカー・ラインハルトのコレクションが、ここと、街の中心にあるラインハルト美術館に分かれて展示されています。さっそく入館してムゼウム・パスを見せると、収蔵の絵が印刷されているシールをくれました。これを胸に貼って、見学の開始です。
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 残念ながら館内での写真撮影は禁止でしたが、クラナハ、ゴッホ「アルルの精神病院の庭」「アルルの精神病院の患者ホール」、モネ「凍ったセーヌ川」、マネ「カフェにて」、ドラクロア「オフェリアの死」、ルノアール、シスレー「サン・マルタン運河の船」、コロー「読書する少女」などなど、素敵な邸宅の中での名画鑑賞、ほんとうにゴージャスなひと時を過ごせました。トイレを拝借して、洒落た男女表示を撮影。
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 庭を眺められるカフェで珈琲を飲もうとしましたが、あいにく満席でした。庭をすこし散策してカフェを通り抜けると、ウェイター氏が空いた席をわれわれのために「リザーブド」にしてくれていました。申し訳ない、タクシーの時間なので丁重に辞退して停留所へ向かいました。
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 本日の四枚です。
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by sabasaba13 | 2015-10-03 06:28 | 海外 | Comments(0)
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