スイス編(38):ポントレジーナへ(14.8)

 歩き始めて二時間ちょっと、下りの連続でさすがに膝が笑いだしてきました。そしてホテル・ロゼックグレッチャーに到着。トイレに駆け込むと、漆喰の壁に洒落た男女表示が描かれていました。
c0051620_6342298.jpg

 レストランでビールを注文し、とりあえず無事にたどり着けたことに祝杯をあげました。
c0051620_6345086.jpg

 時刻は午後二時、それではポントレジーナに向かって出発しましょう。外に出ると馬車が何台も停まっており、あれに乗ってポントレジーナに行くこともできます、勿論有料ですが。疲れたしなあ、「馬車に揺られながら愛を囁き合おうか」と言いかけて山ノ神の方を一瞥すると、馬車を"石のやうに黙殺して"歩み去っていきました。はいはい、わかってま。氷河から流れ出た川が削ってできたロゼック谷を、自動車の通らない遊歩道を歩いていきます。青い空、白い氷河、緑の木々、神秘的な色の川、清冽な空気を満喫しながらの爽快なハイキングでした。コースは基本的に平坦ですが、川に沿ったり、橋を渡ったり、森を抜けたり、軽いアップ・ダウンがあったりと変化に富んでいるので飽きません。ゆったりと二時間半ほど歩くと踏切があり、目の前を赤い列車が駆け抜けていきました。昨日乗ったベルニナ線ですね。
c0051620_635281.jpg

 そしてポントレジーナ駅に着きましたが、町の中心地は離れたところにありました。町で夕食を調達しようという計画は破綻し、すごすごとサン・モリッツに戻ることにします。なおポントレジーナ駅のトイレは無料で、山ノ神はほんとうに嬉しそうに用を済ませにいきました。その間に駅の時刻表を確認するとしばらく列車は来ません。駅前の停留所で確認すると、バスはすぐに来るようです。バスでサン・モリッツに帰ることにしましょう。
c0051620_6355711.jpg

 やってきたバスに乗り込む車窓を流れる風景を見ていると、何組ものサイクリストたちとすれちがいました。いいですね、気持ち良さそう。サン・モリッツ駅のカフェで珈琲を所望、パウル・クレーの絵が載っているミルクとまた出会えるといいですけれどね。さて、肝心の夕食はどうしましょう。ホテルのレストランは混んでそうだし、昨日のケバブ屋まで行くのも難儀です。結局、駅の売店で焼いていたハンバーガーが美味しそうだったので、それを二つと缶ビールを買うことにしました。
c0051620_6362673.jpg


 本日の二枚です。
c0051620_6365142.jpg

c0051620_637162.jpg

by sabasaba13 | 2015-11-17 06:38 | 海外 | Comments(0)
<< スイス編(39):ホテルにて(... スイス編(37):フォルクラ・... >>