そして城から退出し、青空を背景にシヨン城の全容を撮影。隣にあった売店で珈琲を買い、湖畔のベンチに座ってくつろいでいると可愛い雀たちがやってきました。ホテルの朝食会場からくすねてきたパンをちぎって与え、しばし雀たちと戯れました。湖畔の遊歩道をすこし歩いて、違う角度からシヨン城を撮影。逆光でしたが、アルプスの山並みをバックに城が見える、素晴らしいロケーションでした。
それではモントルーへとバスで戻りましょう。やってきたバスの行き先表示を見ると、「ヴヴェイ・フニ」となっています。もしかすると、バスで「小さな家」まで行けるかもしれません。iで確認しましょう。「マルシェ(市場)」でおりて、市場とフレディ・マーキュリーの
銅像を撮影。
何を隠そう、私、クィーンのファンでして感無量です。なおガイドブックによると、彼が所有していたスタジオが記念館として公開されているそうです。
1970~1980年代に多くのヒット曲を世に送り出してきた、イギリスを代表するロックバンド「クィーン」。1991年に惜しまれつつこの世を去ったボーカルのフレディ・マーキュリーは、レマン湖畔の町モントルーにアパートとレコーディングスタジオを購入して、音楽活動の拠点のひとつにしていた。クィーン以外にも、多くの有名アーティストのレコーディングが行なわれたスタジオが、2013年12月に「クィーン:スタジオ・エクスペリエンス・モントルー」という記念館としてオープンした。当時のままに再現されたスタジオや、数々の貴重な写真、メンバーの愛用品などが展示されている。
うーん、見たいのは山々ですが、これからの旅程を考えるとカットせざるを得ません。再訪を期す。なおふと気づいたのですが、ディープ・パープルの名曲「SMOKE ON THE WATER」は、ここが舞台なのですね。ウィキペディアで調べてみると、1971年、スタジオとして使用する予定であったモントルーのカジノでフランク・ザッパのコンサートが開かれた際、信号拳銃を持った熱狂的なファンが放火、その一部始終を歌詞に綴ったとのことです。
俺たちゃモントレーに行った。ジュネーヴ湖畔さ。レコード作りに行った。とってもきついスケジュール。フランクサッパとマザーズ、偶然ライブをやっていた。ところが、どっかのアホウが銃を撃ってあたりは火の海さ。湖上の煙、火の粉がパチパチ。湖上の煙。
We all came out to montreux. On the lake Geneva shoreline. To make records with a mobile. We didn't have much time. Frank Zappa and the Mothers, were at the best place around. But some stupid with a flare gun. Burned the place to the ground. Smoke on the water, fire in the sky.
本日の四枚です。